見出し画像

ロンドン滞在記録 vol.1 便利なサービスとポンコツと。

4月末日よりとにかく心が疲れていたので、とにかくどこか遠くで、とにかく日常を送りたいと思っていたところ、友人のかわらいがお家に泊めてくれるという優しいオファーをくれたので、全く何をしたい等の欲望も持たずに向かったは8年ぶりのロンドン!
あまりにスムーズでコンフィな逃避行だったので、この記憶を出来る限り文章にして残しておきたくてnoteを始めてみた。

私は学生の時の留学から帰ってきてから一度も海外に行っておらず、前職で海外出張あるからと言われて急いで作った10年パスポートもコロナでデビュー日を迎えられず、3年の時を経てこの度待ちに待ったデビューショーケースとなりました。
あまりに久しぶりすぎる入国審査にビビり倒してYouTubeで「入国審査 英語」などと検索して出てきた動画を見て予習をしたはいいものの、今は出国も入国もパスポートのスキャンと顔のデジタル認証だけでスムーズに終了してしまい、予習の意味は何もなさなかった。マジ?

そんなロンドン、イギリスへの逃避行において持っていくべきもの、用意すべきものをまず書き出すPart.1ブログを実家の、死ぬほど田舎の田んぼに囲まれて、カエルの歌声を聞きながら書き残していく。書き終わる頃には多分東京にいる。

1.買うべきはサロモン


履き物、正直死ぬほど迷ったー。心の中ではマルジェラのタビで行きたい気持ちが9あったけど、妙な貧乏性が出てしまって辞めた。別にタビともう一足持っていけば良い話だったとは思う。
その上で履き慣れたVANSを履いていく気持ちで出発2日前までいたけど、VANSの平たいソールで7日間走りきれるんか?そこに愛はあるんか?と心の中の大地真央が私に問いかけてきたのと、天から聞こえる同居人ギャルの「サロモンを…買え…」という声に従って酔いの最中にサロモンのスニーカーを買いました。結果大正解なのでした。ありがとうイマジナリー大地真央、イマジナリー同居人ギャル。

まあサロモンでなくてもいいんですが、「クイックシューレース」のシステムが長距離飛行機移動のどうしても足が浮腫む中での着脱においてあり得ない程に楽を導く!浮腫んだらシュッと紐を緩めておけば良く、脱いだとしても靴紐を緩めるという動作がないので履きやすく、浮腫みが治ったら紐をシュッと閉めれば良い。靴紐を解く、結ぶの動作がないだけで手に入れられる心地良さが天。なのでポンプヒューリーとかでも多分良いんだとおもうけど今はあくまでもサロモンの話をしたい。なぜならサロモンがかっこいいので。
紐の結び解きが無い言う点ではスリッポンで全然いいんだけど、サロモンであればソールがしっかりしていてタウンユースとして死ぬほど歩きやすい。どれだけ歩いても本当に足が疲れなかった〜ちなみに姿勢が悪いので腰は割れた。各々の歩きやすい靴の紐をみんなサロモンのシューレースに変えればいいのにと思う。この心地良さを知った後の靴紐を結ぶ動作は人生の余剰。

これだけサロモンのダイマをしているが、サロモンから私には一銭も入りません。でもサロモンを買ってください。
https://amzn.asia/d/4K0BkfP

わたしのはコレ。公式で探したけどGore-Texのやつしか見つからなかった。雨でもいけるんでGore-Tex買えば良かったなとは思ってる。

https://amzn.asia/d/e9vvPyX

ほんで全ての靴紐コレに変えたい。

2.キャッシュ一枚も必要ない、Revolutを用意すべし


現金一切いらね〜^_^^_^^_^ ポンド現物を一枚も持っていきませんでしたがイギリス在住の友人かわらい曰く「ケバブ食べない限りは基本現金の必要なし」とのことです。マジです。
クレジットカードも「機械に差してPIN入力」という動作すら誰もやっておらず、全ての決済はピッ。基本カードかApple PayかGoogle Payでピッ〜〜。バスや電車も全部それでOKで古のオイスターカード不要。というかバスは最早現金使えないみたいだった。

で、今本当に円高なので日本円じゃなくてポンドで支払いするために登録すべし、とかわらいから教えてもらったRevolutというアプリが、今後海外旅行するときにはマストだなと思うくらい便利!

Revolutは簡単に言うとプリペイド式のVISAカードなんだけど、外貨への両替手数料が無料で、友達にも簡単に送金ができるめっちゃ助かるサービスです。PayPayで後で送るね〜って感じでRevolutで送金できるって感じ。
(自分が持ってるクレカか銀行口座からの振り込みですぐチャージできるんだけど送金は銀行口座から振り込んだ残高のみ可能)

現金がマジでいらないとのことだったので一切両替せずにクレカだけ持っていくつもりだったんだけど、日本のクレカだと両替レートがどのタイミングのものかわからない&海外使用手数料が2%とかとられるので、そんな便利なものがあるんだ〜とおもってすぐRevolutのアプリをダウンロードしました。だけど私がめっちゃポンコツなのと、自分で全然調べなかったことが原因でRevolutにずっと振り回されたロンドンだったので、同じポンコツを後世に生まないために恥ずかしい失敗をここに残していくストロングスタイル。

Revolutは「バーチャルカード」というアプリ上の形なきカードと、申請したら10日前後で届く「リアルカード」の二種類があって、バーチャルカードはApple PayとかGoogle Payに登録したらタッチ決済に使えるし、ネットショッピングとかでも使えて、リアルカードは差し込みでも、カードでのタッチ決済でも使えるというものなんですが、私は「形あるカードなんていらんわ!Apple Payに設定したらいいやんけ!」ということでリアルカードの申請をせずにいた。これがまずアホ。
渡英数日前にバーチャルカードをApple Payに設定しとこ〜と思って設定しようとしたら何故か永遠にできなくて、よくよく調べたら日本で作ったRevolutのカードはApple Payに設定ができなかった!!!!!!!!不覚!!!!!(海外のアカウントだと設定できることによる油断)

Google Payには設定可能とのことだったので、なんとかiPhoneでGoogle Pay使う抜け道はないんか?と思って調べたけどそんな都合の良い話あるわけないやろ。
リアルカードの申請をその時点で行ってなかったので、カードの到着が出発日までに間に合うわけもなく、それなのに意気揚々とお金のチャージだけしてて何故か絶対にRevolutをイギリスで使いたいという気合いだけがあり、渡英前日に中古のAndroid端末を6,000円で購入。両替の手数料がかからないとはいえ、想定の手数料より高いんちゃうか?

そういうことでAndoroid端末でGoogle Payを設定すべく購入後即Revolutをダウンロードして設定しようとしたら、「バーチャルカードはGoogle Pay設定できません」って出てきて普通に汗かいた。Android買ったのに!!!?!?って新宿のドトールでマジで汗かいたんやけど、一旦リアルカードの申請をしてみたら、まだカードは届いてないけど先んじてGoogle Payの設定が可能になって本当に本当に安心した。無駄に無駄を重ねるところやった。
日本在中の方で、海外でRevolutのタッチ決済をしたい方はiPhoneユーザーでも、Androidユーザーでも、必ずリアルカードの申請をしてください。あと余裕もってRevolutに登録してください。

そんなこんなで携帯二台持ちとなり、Androidにイギリス用のsimを入れて大変便利にGoogle Pay決済を活用していたんですが、最初に入金したお金が底をつきそうだったので出先でチャージし直そうと思ったところ、そのタイミングでチャージに使っていたカードを持っていなかったんですよね。
RevolutってVISAかMastercardでしか今はチャージができなくて、わたしがいつも使ってるクレカがAmexでその時バカなんでそのAmexしかもっていなかったんですよね。
で、初回のチャージをするときに使ったカード番号はRevolutに履歴が残ってたんやけどCVVコードを改めて入力しないといけなくて、何故か私は自分を過信して、記憶の彼方にあったCVVコードを入力したんです。それで思い出したコードが更新前のカードのコードと、別のカードのコードで、3回くらい間違ってRevolutのアカウントが一時停止になったんです。
ロンドン滞在、3日目のことでした。

日本円じゃなくてポンドで払うためにダウンロードしたRevolut、タッチで使うためにわざわざAndroidまで買ったRevolut、イギリス滞在中に使えなくなったんですね。

アカウント停止解除のためには、チャージに使ったカードの写真と自分の写真をアップロードしてくださいってメッセージが来たので、滞在させてもらってたかわらいのお家に戻ってから速攻で写真送って、2日くらいで解除されるやろ!と思ってたらマジで全然解除されず、とうとう帰国の日まで解除されなかったんです。

ポンドで払いたい、カードの手数料がかかるから日本のカード使うのは避けたい、と意気揚々で用意したのにずっと使えなくて、後半全部Amexで払ってました。無駄に無駄を重ねた上に無駄を重ねました。

その時点で私はご飯一緒に払ってもらう〜とか、Four Tetのライブチケット代立て替えてもらう〜とかでかわらいに130ポンド(2万くらい)程借金してたんですね。
それなのにアカウントが一旦停止になったが故に送金がずっとできてなくて、謝り倒しながら「日本帰って解除されたらすぐ送る!!!」と言い残して帰国したんだけど、マジで一生解除されず、そのせいで当たり前なんですけど負い目をずっと感じてて、イギリス楽しかったァ!って大声で言えない期間があったんですけど、かわらいがすごい気を使ってくれて「全然急かすつもりはないけど日本円も使い道あるから日本円で送金してくれてもいいよ」と言ってくれたので三井住友銀行より速やかに日本円で送金させていただきました。
一週間も家に泊めてくれて、常に楽しませてくれた友人にこの仕打ち。不甲斐なさでいっぱい!!!帰国タイミングでたくさんお返しさせてください。

本当にあまりにも解除されないので、2週間くらい経った時にお問い合わせのメールとチャットをしたんだけど、「オペレーターに日本の人がいないんですんませんが翻訳機使って返信させてもらいやす!」って来て、何故か私が英語で、Revolut側が日本語でチャット送りあうっていう不思議がありつつ、「いつ解除されますか?」と聞いても「ちょっと今は詳しいこと答えられへんねんな」って返事が来て、せやんな…と思って待ってたら解除されたの今週ね。1ヶ月くらいかかったね。みんなチャージする時絶対CVVコード間違えたらダメだよ。

というわけで私はRevolutの利用において、全ての地雷を踏んで全部失敗していったわけなんですが、サービスとしては本当に便利で使いやすいので海外旅行に行く際は是非使ってみてください。

3.前にかけれるカバンがあると安心


ここに来てめっちゃ普通のこと言う。てか上記の二つ以外に正直持ってってマジでよかったものなんてほとんどないんやけど、携帯とか思ったよりすぐスられるからさぁ〜。常に目に入る位置に貴重品が収納できるの大事だよ。
特に海外だと、夜遊びとか、お酒買う時も年確とかされることが多くて念の為常にパスポート持ち歩かないとなと思っているので、絶対無くしたくないパスポートを持ち歩くためにも前で持てるショルダーバッグあったほうがいいと思うねん。年確一回もされてないけど。しかも後半とか財布だる〜とおもってパスポートにクレカ挟んで持ち歩いてて絶対とられたらダメなセットにしてたけど。

4.つっかけがあると良い


また普通のこというけど、ビーサンみたいな軽いサンダルがあると便利。私は長距離フライトで足がむくむ故、機内でサンダルに履き替えるタイプなんで、指の股が分かれてるタイプのサンダルじゃなくて靴下でも履けるタイプのサンダルがいいと思います。スリッパだとちょっと心許なくて、何故なら滞在先の床って基本みんな土足で歩いてる床なんでちょっとスリッパだと弱い。(弱い?)あとビーサンみたいに濡れて良い素材であればシャワーサンダルにもなるのでそういうサンダルの方が便利と勝手に思ってます!
私はEVA素材のビルケンのマドリッドが好きでオススメなのと、モンベルのソックオンサンダルも好き。留学中も寮内をバタバタ移動するのに便利やったので海外行く時絶対持って行ったほうがいいで!(みんな知ってる)

良いつっかけ1 BIRKENのEVA

https://webshop.montbell.jp/sp/goods/disp.php?product_id=1129476

良いつっかけ2 モンベル

みんな気づいてると思うけど、正直Revolutの使い方間違えた話書きたかっただけ。またロンドンすぐ行きたいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?