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107 100万ドルの夜景を見に行こう!長崎・稲佐山

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今月の上旬、取材があって長崎に来ていました。

長崎市街の訪問記については近々書くことにしますが、今回はまず長崎の夜景をご覧いただきたいと思います。

長崎出身の歌手、さだまさしさんも自身の曲の中で「宝石箱に身を投げたような港の夜」と歌っているとても美しい夜景。

稲佐山に登るのは、そのさださんのライブで行って以来、31年ぶり2度目になります。

長崎の夜景は日本三大夜景、新世界三大夜景の一つと謳われているとても美しい夜景です。ちなみに日本三大夜景は函館山、神戸摩耶山、長崎稲佐山。新三大夜景は香港とモナコなんだそうです。

【函館の夜景の様子はこちらの記事もご覧ください】

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稲佐山へはバスでも登れるのですが、今回は長崎ロープウェイで行きます。

長崎ロープウェイの麓の乗り場は淵神社。なんと神社の中にロープウェイの駅があります。

長崎駅や主要なホテルを周遊する無料バスでここまで送迎してくれます。ただし予約が必要なのと、これを使うと帰りのロープウェイの便が指定されてしまって稲佐山での滞在時間が限られるので要注意です。

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こちらから乗車します。

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なかなかスタイリッシュなデザイン。KEN OKUYAMA DESIGNという有名な工業デザイン事務所によってデザインされたそうです。5分ほど乗っていると頂上の駅に到着します。

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稲佐山は長崎の放送局の基地があり電波塔がにょきにょき立っています。夜景を楽しむ身としてはなんか少し興ざめな感もありますが、麓から明るく見える電波塔の姿は長崎のランドマークとも言われて親しまれているようです。

ロープウェイの駅を降りて電波塔を抜けて展望台へ。いよいよ世界でも有数の美しい夜景をご覧いただくとしましょう。

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稲佐山から長崎駅、東山手、南山手方面を見下ろします。中央右手に切り込むように入り込んでいる海は長崎港。港のターミナルの光がひときわ眩しく輝いています。長崎の夜景の特徴は立体感。平地の少ない長崎は坂の途中にも家が無数に建てられています。そのためその家が灯す光が長崎独特の立体的な夜景を生み出しているのです。

海から蒸気が登っているのか少しけぶっているかな?という印象を受けました。冬ならもっときれいなのかもしれませんね。

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港の方に目を移してみます。手前に長崎造船所のクレーンも見えますね。昼間は多くの環境客で賑わうグラバー園などのある南山手も明るく見えています。

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長崎駅から北の方向を望みます。右端の長崎駅には西九州新幹線が秋にもやってきます。新しくなった駅が明るく輝いています。左の明るい地域は浦上天主堂など原爆の遺構の多い浦上地区です。

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このように多くの観光客の方が思い思いに夜景を楽しんでいます。家族連れ、カップル、友達同士。あ、わたしは安定のひとりです。Yeah!

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何かと暗いニュースも多く先行き不透明な世の中。この光の海を一人眺めながら、こんな美しい景色を見た人たちがすこしでも心を明るくして帰ってくれたらいいなと思ったりしたのでした。



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