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乃木坂工事中で考える「企画」の価値

乃木坂工事中という番組を見ながら、この前ふと思ったことがあったので備忘します。乃木坂工事中で考える「企画」の価値について。


以前からコミュニティ運営に携わることが増え、「心理的安全性を上げるにはどうしたらいいんだろう?」という疑問の答えを常々探っています。

この答えの一つが「情報量」だと思っています。たとえば、「お互い全然知らない人同士の会社」と、「お互いめっちゃ見知っている人同士の会社」でいうと、後者の方がなんとなく話しやすいですよね。お互いがお互いについての「情報量」をどれだけ持っているかが、コミュニティの心理的安全性に一定効くのではないかという仮説を持っています。

オンライン飲みをしたことがある方は、なんとなく「コレじゃない感」を経験したことがあるのではないでしょうか。人間は全身から「足の向き」「呼吸」「視線」といった、あらゆる情報量を発しています。オンラインだと、オンラインツールが通信できる量だけが運ばれて、見る人に届くわけなので、オフライン飲みと比べると圧倒的に得られる情報量が少ないのです。


話を戻して、この乃木坂工事中という番組内では、乃木坂メンバーが色々な企画に挑戦します。その結果何が起こるかというと、乃木坂メンバーの「人となり」とか「得意」「不得意」とか「考え方」といった「情報量」が視聴者に提供され、親近感を覚えるようになるのではないでしょうか。

僕が個人的に好きな回は鈴木絢音が水風船をミラクルキャッチした回。遠くから水風船を投げて、それが取れた最大距離を競うという企画で、彼女はめちゃめちゃかっこいいキャッチを見せます。それ以来ちょこちょこ水風船ネタが登場するように。

企画の趣旨は「鈴木絢音を水風船で有名にする」ではありませんよね。この企画の中で、たまたま「鈴木絢音が水風船でスーパープレーを見せた」というのを発見できたわけです。こう考えると、企画はある意味「乃木坂メンバーの個性を見つけるためのお題」なのかもしれません。


生田絵梨花を知っている人は、「IH事件」を知っているはず。生田絵梨花はかつて致命的に料理ができず散々いじられていましたが、彼女の努力もありめちゃめちゃ上手になりました。こういう感じで企画を通して成長が感じられるようになるのも良さそうですね。

「乃木坂46」というコミュニティは、「X期生」とか「卒業」とかで人が時々入れ替わるという性質を持っています。人が新陳代謝するコミュニティなので、同じ企画をしたとしてもその様相は変わっていきそう


ちなみに前の記事でも書きましたが、20代で「フィンランド民謡好き」と言っていたら、十中八九生田絵梨花のファンです。この法則、どこかでご活用ください。イエヴァンポルカ超名曲です。

この動画のバナナマンの「夢見てるみたいだもんね」っていうツッコミが大好き。


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