ペットフードの闇 どのくらいヤバいの?
皆さんこんにちは!犬猫ガチ勢、ペットカノンのカノンです!
今回は最近、あの"ひろゆきさん"が発言したことでも話題になったペットフードの闇についてお話をします。
でも、「そんな大した闇はないでしょ」とか、「日本くらい安全な国なら大丈夫」とかとか!!思ってませんか? ペット栄養管理士の資格を持つ僕と見ていきましょう。。。
そもそもペットフードって?
ペットフードはペットとして迎えている全ての動物のために、栄養バランスを考えてその生物が生きていけるように製造している人工飼料のことです。
簡単に言えば、ペットショップや、スーパーなどで売っているご飯のことですね!
今回はドッグフード、キャットフードにしぼってお話をしていこうかなと思います。
ペットフードに隠れる闇
では、早速本題ですが、具体的にどのような闇があるんでしょうか。 この闇、知っていると今わんちゃんねこちゃんと暮らしている方、今後迎える方にとても役立ちますので是非参考にしてください!
国産という闇
皆さんが普段の食事で気にしている1つとして、原産国があるのではないでしょうか?
バナナはフィリピン産、お肉はアメリカ産、お米は国産、、、などなど。とくに中国産の文字を見ると考えてしまう方も多いですよね。
では、ペットフードにおいて国産はどれほどの安心価値があるのでしょうか。その答えは、「わからない」です。
この国産という表記、実は便利な言葉で、国内で生産、または国内で最終加工されれば国産になるんです。後者の場合だと、例えば先程のフィリピン産のバナナを東京バナナに加工したとしましょう。そうすると、東京バナナは国産になるんです。国産マジックですね。 ペットフードでもこれが起こりえます。
また、原材料そのものが国産であっても、その原材料の安全性は曖昧です。それは何故かと言うと「食品では無い」からです。ペットフードは人間と一緒の原材料の基準を設けていません。
最も闇な話をしてしまうと、国産と言う言葉で安心させながら、使用する原材料は本来捨てる栄養価の低い部分や、人間の普段食べない部位を使用してることがあるのです。
これは、各メーカーに問い合わせないと明確な判断ができません。また、良質な商品によっては、ヒューマングレード(人の食事の基準と同じ食材の使用)と記載があります。
是非、気になってしまった方は調べてみてください。
ミールの闇
皆さんはミールという言葉ご存知でしょうか?実は結構な優れもので、人間ではオートミールやコーンミールなどの言葉で知ってる方も多いと思います。
ミールというのは原材料を高温で加熱処理して、粉状に粉砕したものをいいます。比較的栄養価が高く、保存もしやすい、そして安価に製造することが出来るためペットフードでも使用されています。
しかし、このミールもヤバいんです。
最も闇な話をしてしまうと、ミールは粉砕してしまうため、そもそもどんな原材料が使用されているか分からないんです。ペットフードは前述の通り食品の基準が設けられていないため、最悪の場合、骨、肺や生殖器などの内蔵、爪、くちばし、歯、羽、毛など、副産物と呼ばれる人が食べない部分を、安価にペットフードに使用している場合があるのです。
愛するペットが食べているのはとてもいい気はしないですよね。しかし、良質なペットフードでは、ミールをそもそも使用していないものや、ミールに副産物を使用していないことを明記していることがあります。ぜひ確認してみてください。
添加物の闇
では最後の闇、添加物の闇です。言葉の通りで人間では無添加や、オーガニックなんて言葉が流行っていますよね! 添加物というのは、人口、自然問わず、科学的にものに対して添加することで様々な効果を付け加えているものになります。
ペットフードでは、主に4種類の添加物があり、
ビタミン、ミネラルの添加。
保存料の添加。
調味料、香料の添加。
着色料、発色剤の添加。
ビタミンミネラルは必要な栄養を補うために人口、自然のものを添加しています。人口のものよりも自然由来のビタミン、ミネラルの添加がやはり望ましいですね。
保存料の添加。これも人口、自然とあります。特にペットフードは酸化が命取りで、どう酸化をさせないかも大切です。しかし、人口の保存料はがんの発がん性や、アレルギー、病気の発現などの危険性もあるとされています。 特に賞味期限が極端に長いドライフードなどは避けましょう。缶詰などでもない限り、長い賞味期限のは信頼できません。
調味料、香料の添加はわかりやすく言うと、食べてくれるように味付けをしていると言うことです。食べてくれて売れればいいという理由で多くの香料や、調味料を使用されていることがありますが、これらはペットの体には異常なものであり、本来口にすることは無いものです。アレルギーや何かしらの病気の発現の可能性も考えられます。 優良なペットフードは自然そのままの美味しさを重視し、そういったものは使用せず肝臓を、含む消化に負担をかけさせません。ぜひ、気になる方は調べてみてください!
着色料、発色剤の添加は1番要らないものの1つです。発色剤は場合により必要な、ことがありますが、着色料や発色剤のもつ、食べ物に色を付けたり赤く見せることは、ペットフードの中でも特に不要です。犬猫は視力もあまり良くなく、色も人間のように見えている訳ではありません。 そんな子達に赤や緑の色がついたご飯を与える意味がどこにあるのでしょうか。 これをするメーカーは飼い主が美味しそうと思って買ってくれればいい としか考えていません。 ペットの健康など考えていないです。色がついていて喜ぶのは人間だけです。ペットには、不要な添加物が体内に入り、ストレスを持って消化をさせ、なんの栄養にもならず排泄されます。なんて闇なんでしょうか。
このように、売れるため、賞味期限のためだけにペットに負担をかけさせる添加物を与えているんです。
こういった商法に騙されないことも闇を知ってできることだと思います。 良質なペットフードはペットが第一です。むしろ飼い主のことなんて考えていないので、いいものを求めより安全でより高価なものになっていきます。ぜひ、そんなペットのことを考えてくれるメーカーを探してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ペットフードの闇。
とても黒かったと思います。こんなことが平気で行われていて、こんなことが普通の日本。おかしいと思いませんか?
僕の運営するペットショップでは、こんな闇を抱えたフードは扱わず、良質なもののみを厳選して取り扱っています。安心安全でペットのことを第一に考えたフード是非ご覧になってください。
また、この闇を色んな方に教えてあげてください。未だにこんな闇深いフードを販売しているのはみんながこの事実を知らないからです。 日本は遅れており、ペット先進国と呼ばれる国々ではこういった闇はひとつもありません。
日本は文化も技術も誇れることが多くありますが、唯一遅れていると言っても過言ではないカテゴリーのひとつです。ぜひ、誇れる日本を。
またお会いしましょう。
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