見出し画像

駄菓子屋の滞在

土曜と日曜では、比較的土曜日が混み合います。
先週は前半2時間は小学生の女の子、入れ替わるように中学生がやってきました。今週の土曜は小学生のグループが滞在し、その後親子でご来店の方がゆっくり過ごされ、また別の小学生が滞在してました。


皆さんの滞在の理由は、当たりくじで楽しむ駄菓子のギャンブルです。
サッカースクラッチ、ヤッターめん、ボトルグミなどの金券菓子は最大100円、切手くじでは最大200円の金券が当たるのです。もちろん普通にお菓子だけを楽しんで購入する方もいるのですが、滞在型の方はクジ目的が多いように見受けました。
うまい具合に安価なあたりが出てくるため、皆こぞって大当たりを狙い続けます。
 

改めて滞在されるお客様の過ごし方を振り返ってみます。
3〜4才の初めてお買い物をする方々は、お菓子を選んだり、お金を使うこと自体が遊びで、商品を選ぶことだけで1時間以上滞在するケースもあります。小学生は当たりくじで遊び、中学生は当たりくじをもとに、仲間うちでルールを儲けたりしている様子。

駄菓子の醍醐味はお菓子を通じたコミュニケーション。
「食べ物で遊んではいけない」とよく言われますが、駄菓子は遊べないと成立しない。「遊ばないといけない食べ物」だと思いました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?