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サイゼリヤに学ぶ自分軸人生

毎週月曜日は僕のお手伝いしてる、人材総合サービス、株式会社mateに関わる事、、ひいては"働く事"にまつわる発信をしております。

外部広報のような形でしてイチイチ会社の許可をとったりしてない、いつものnoteと変わらぬテンションですので会社そのものの本意とは違う時もある、、かもな超超個人的な発信ですので、そこはご了承ください。

(前回までの人材お仕事関連のnoteはこちら)


サイゼリヤがモバイルオーダーを導入


サイゼリヤという企業はとにかく自分軸で展開する。
ここでいう自分軸とは顧客目線があった上での自分達ならこうする!の自分目線だ。

周りがこうだから、、とか
時代がこうだから、、のような取り組みはしない印象がある。

モバイルオーダーにしても、他の大手企業からするとやや遅い。

サイゼリヤはキャッシュレス決済も業界では一番後ぐらいに導入していった。
いつまで現金決済なんだ!?という声も一昔前は聞こえていたぐらい。

僕はここもとても素晴らしいところの一つだと思ってる。

これからの時代は、、とか一切関係なく、今、サイゼリヤのお客さんが必要としているかどうか?ある種そこしか見ていない。

完全に近いほどに文化が浸透してから最新のテクノロジーを導入する。


商品に関しては常に全力で開発研究してる

美味しくしすぎないように(庶民の味を守る)してるという発信もあったりしますが、それはグルメが以上発達した場所という土台があるからでして、十分にめちゃくちゃ美味しいです。

どういう味がら美味しいとされるのか?
どんなものが求められてるのか?

を常に追求してる。

飲食店の食事の美味しさはほぼほぼ食材の仕入れと管理で決まります。技術は現場単位では職人の店以外ほとんど必要ない。

どうしたらこの食材を仕入れられるか?どこまでリーズナブルに無理なく仕入れられるか?どのように管理すれば味を損なわないか?

自社農場に自社工場に自社配送。
およそ中小企業では真似のできない取り組みを実現しています。

そんなんそりゃ、美味いっすよ。

パスタの茹で方が、、とか言ってるヤツはアホです。今からでも遅くないのでアホさを認めて勉強しましょう。

あの人数のキャパのレストランを常に雇用を安定させ属人化させずに顧客満足度を高めるというミッションにパスタのベストな茹で加減での提供という優先順位はそこそこ低い。

むしろ茹ですぎのリスクがあるぐらいの方が好まれるすらある。(麺が柔らかい方が良い)

僕はいつもペンネアラビアータ

周りに惑わされず労働しよう

今回もサイゼリヤから何が伝えたいかというと労働しよう。って話なんです。

僕は労働が嫌になって44歳で、ほぼ無職暮らしという夢を叶えましたが、本来は身体が動く限り労働することに価値があります。

労働が嫌になる社会から少しでも労働の価値を高め、労働っていいな!という方向に矢印を向けることができたらなと人材派遣の仕事を手伝いながら思ってます。

僕の友達には労働者じゃない人もたくさんいます。経営者やクリエイター、フリーランスの方なんかも単純な労働者とは違います。なので少しそんな友達が聞くと嫌な感じの言い回しになっちゃうんですが気を悪くせずに読んでもらいたいです。

目立つ人、キラキラした人の語る「仕事」ではなく、サイゼリヤの社員やアルバイトの「仕事」もめちゃくちゃカッコいいぜ!!って声を大にして言いたいんですよ。

実際飲食業25年やったきた僕もサイゼリヤを心底リスペクトしています。

サイゼリヤは外食産業ではなくもはやインフラ産業に近いレベルの進化をしています。

食において"サイゼリヤで暮らしていく"ができるんじゃないか?という。
それってエグい価値だと思いません?
(これって安売りとは全くの別物)

未来への不安が募り、時間給で働くな!時間を売って働くな!経営者脳を持て!起業しろ!行動しろ!なんて意識の高い発信が目につきます。

でも全ての人が経営者やクリエイターにはなれませんし、何より見落としすぎなのが労働者がいないと何も機能しません。労働者には大きな価値があるんです。今はそれを感じることのできにくい社会です。

よくあるクソポジショントーク。
人を利用し人を馬鹿にしてる。

労働者はお金がそこまで稼げない代わりにたくさんのメリットもあります。
ここが"世の中お金じゃない"の大事なところ。

大事な話なのでもう少し続けます。


経営者は安易に感謝されてはいけない

目立つ人が矢面で感謝されがちですが、あの風潮が僕はちょっと良くないなと思っていて、本来矢面で大衆に感謝されるべきなのは現場のスタッフです。


そしてそれがかけがえのないエネルギーになり日々を紡げるのではないでしょうか?

経営者はわかりやすく多くの大衆に感謝はされないけれど、難しい組織運営を経て多くの稼ぎを得ることができる。本来はそういうゲームだと思うんです。

ですが経営者がピックアップされるようになり、ヒーローのようになって、何者かになり、タレント化することで労働者はどこかバカバカしくなってるってのがあるかもしれません。

お金は稼げない。
感謝もされない。
そして悔しかったらお前も経営をやればいい。
なんてバカなことを言われる。

こんな粗末な事ってありますか?
と僕は思う。

経営者は孤独だ!ってよく言うじゃないですか。当然すよ。

経営者に対して感謝をするのはユーザーではなくスタッフです。

ユーザーの直接の感謝が現場スタッフへ、現場スタッフはそんなお客さんに感謝する。その循環で生まれた利益やエネルギーが新しい感謝となり、スタッフが経営者に直接届ける。そのチカラで各所へ還元しアイデンティティを高めシンボルとなる。

今、最先端の経済学では目先のお金の勉強ではなく人の勉強が叫ばれてます。

神著

投資の勉強とかいくらしたところで人社会では無駄です。あれはお金を手にした人がもっとお金を増やしてそれを社会にまわす仕組みです。お金に困ってるような人が投資で仮にお金を手にしてもその人の人生は好転しません。

時代に惑わされず、シンプルに働く。
働く環境を綺麗にする。

これが今一度社会に必要なことでサイゼリヤはそれができてる企業だなと僕は感じてます。とてもたくさんの店があるので店にも差異はあるでしょうが、僕のたまにいく地元のお店はいつもピークには待ちがあるし、流行ってるからといって客層や雰囲気で嫌な思いをしたこともありません。凄い!!


たびたびネットで話題になるのも凄い!

全ての会社や店舗、全ての求職者が 少しでも働くこと、働いていただくことに ポジティブな環境をマッチングできるよう頑張ります!!
(人材でお困りの際はお声かけください)


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