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ランチ900円と1000円の差ってあるの?

どうも姫路のhideです。お金に縛られない飲食店をしたり、悲しいを削減するオンラインサロン&シェルターを運営して頑張って生きています。

今、僕はとあるお店の主にメニュー開発やオペレーションをお手伝いさせていただいてるのですが、値上げを推奨すると「それは怖い」という事だったので、そこが全く理解できない僕はじゃあとりあえず調べてみよう、聞いてみよう!ってなわけでFacebookとTwitterで意見を募ってみた。

死ぬほど面白く膨大な量の意見をいただいて勉強になりすぎました!!

値付けあれこれで僕が感じた事を全て記したいと思います。
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900円と1000円の差異はない

まず僕の最初から今も変わらない結論から言うと900円と1000円の差異は僕はないと思ってます。
これが1000円と1100円ならあると思うんです。

900円という価格がめちゃくちゃポイントで
これが890円とかならまた違うんです。

900円という値段をつけるなら1000円でもマジで変わらない。これは皆さんの意見を見た後でもゆるぎません。

900円出す時ってほとんどの人が1000円札をだすと思うんです。

すると感覚として「1000円のランチを食べた」なんですよ。
「900円のランチを食べた」ではないんです。
(そんなことないって人もいると思いますが、僕は人類補完計画のようにヒトを一つにしたいわけではないです)

お釣りの100円が大事なんだ!!
って言う意見もありますし、大事だと思われることはとても良いのですが、その100円をキチンと貯めてまとまったら何かに使ったりしてるのでしょうか?
だとしたら最高です。感服します。

ちょっとそこのイメージがわかないんですよね。

毎日使う人にとって100円は大きい。
そりゃあそうです。

毎日使い方の人ってそもそも900円が高いよね?っていう意見もあり、全く同意見です。

1000円も高いけど900円も高いんです。
900円安いー!!にならないんです。

いきなり結果を書くと980円にしちゃうのがいいんだろうなぁと思いつつ、これもいくつか意見がありましたが「お釣り面倒」なんですよね、、。

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オペレーションの面でもお客さんの手間の面でもお釣りいらない、、に惹かれるんですがこれはキャッシュレスが浸透すると変わってきそう。

ただ、お釣りに関しては皆さんそこまで面倒に思う人は少ないだろうなぁという印象です。(僕は死ぬほどめんどくさくて小さい端数全部店の売り上げにしてほしい、、)

てなわけで僕は1000円にしつつ、お店のキャッシュレス具合により980円に下げるってのが良いなぁと思ったりしています。

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(そうなんよなぁ、、)
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日常使いというカテゴリーを深掘りする

日常使いの場合
毎日1000円のランチなんて食べられない。
そんな意見が結構あります。

まずは

本当にそうでしょうか?
毎日1000円のランチの人は
夜も毎日1000円かもしれません。

そうすると
ランチ500円 夜2000円
使う人よりも食費が安いです。

ランチにおいては上の人に来てもらいたいですよね?

他にも果たして毎日来られるお客さんがどれくらいいるのか?ターゲットはそこなのか?

ランチは毎日食べる。
基本的にワンコイン。
でも週に一度は1000円でもいいかな、、そんな人のローテーションに加えてもらえるイメージを持つことも可能ではないでしょうか?

どんな客層のどんなシチュエーションがターゲットなのか?

ここはめちゃくちゃよく考えて「悪戯に疲労だけ蓄積させることのない運営をしたい」
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人検索に頼りきれるのか?

お腹を満たす事だけに高いお金は支払わない

これはまさにそうで、僕も人に会うこと、そのお店が好きなこと以外の理由でご飯に高いお金を払う気が最近は毛頭ない。

そこを突破する一つの要素がグルメ要素だったり健康志向だったりするのだと思う。
当然そこにライバルは山ほどいる。

そこで虎の子の現代の必殺技「人検索」
なんだけど単純な話十人に好かれるより百人に好かれる方がムズいよね(笑)っていう算数をつきつけられます。

個人の小さいお店はこれから勝ちやすいと言われる所以です。(少人数の濃いファンで勝つる!)

では大きいお店は人検索にあやかれないのか?と言えばそんな事はなくて、人検索の一回り大きい版があります。

コミュニティ検索です。

エンタメ研究所だったり、
チーム姫路だったり(あるっけ?w)

際限なく長くなりそうなのでコミュニティ検索に関しては想像してもらうとして、なんにせよここでのポイントは「こいつにお金をおとそう、この店にお金を使おう!」という価値観の話。

リテラシーが高めの人からしたら「お金をどう使うか?」が大切で気持ちよくお金を使える方法を探しているのですが(だからこその人検索) どっこいその価値観はまだまだ少数です。

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(お金に縛られない小西さんのコメント)

「お金をどう使わずにいるか?」が大半の価値観で巷に蔓延るコロナ対策系の不正受給を見れば一目瞭然です。情けない、、

繁盛店を作るにあたってお客さんの量を求めるフェーズと質を求めるフェーズを交互に繰り返し行い精査していくのが良いと思います。
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値段をバラつかせるのは果たして得策か?

安易に考えつくのが安い値段も高い値段も用意すればいいじゃない。

なのですが、こちらをご覧ください

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ごめんなさい、これは小原さんがセコいという事ではなくて安いランチを用意してしまうと基本的に安いランチに人は流れてしまうという事です。

基本ベースを1000円にして2000円のを用意することは良いと思います。
(あくまで狙いは1000円で2000円はラッキー)

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(こーゆーことですね)

ところが500円で食べたい人のために、、と500円を用意してしまうと本来1000円でとれてた層まで500円に流れます。

つまり高い受け皿を用意するのは良いのだけれど安い受け皿を作ってしまうとそちらに流れてしまう。

「水は低きに流れる」現象です。

最低金額が基準になってしまう恐れになるという事ですね。その500円が納豆定食!とかなら畑が違いすぎるので良いかもですが、、まぁそれでも用意する意味はないかと

ランチ営業の戦略はアラカルトに頼らないといけないディナーに比べるととてもわかりやすくて、何円売りたいねん!を考えてとことんそこに意識を向けるべきだと思います。
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たかが100円 されど100円

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かなり芯を食った900円1000円論のコメント。

お客さんにとっては気にしない差額。これを気にした挙句効果がなく、一日20食売るとしたら1日2000円の損失。

20日営業としても4万円。

月に4万円の損失です。

同じ4万円使うなら毎月1万円の金券配る方が良い気がします。
(まぁこれは極端な話ですが)

極端な話ついでに有名な話があります。

値段を倍にすれば客数が半分になっても変わらない。です。

これは僕がオンラインサロン運営について伸び悩んでいたときに「けんすう」さんに相談した時にも言われた考え方です。

サロンを500円から1000円にしたら、じゃあやめます!って人が半分もいなければ収益はプラスです。と

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これ、飲食もおなじなんです
むしろ労働力も下がるし理論上ええ事の方が多かったりします。

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何故ランチ営業をするのか?

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ビジネス的に考えるとホントにこれで、ランチをすることでの意味変が必要だなぁと思うのです。

ディナーへの誘導?
そんなものほぼほぼありはしません(笑)

例えばウチは子ども食堂をやっていたりだとか社会貢献の意味も兼ねておりますし、ゴミ拾い後のモーニングなんかを始めても良いですね。


数字を上げる事が目的ではなく社会貢献の可視化が狙いという意味です。

というわけでランチ営業をする理由が売り上げの補填や食材の使い回しが理由だと弱いのです。

地域のお母さんに美味しいものを食べてもらいたい!だとかオフィス街なら頑張るサラリーマンを応援するランチです!とか

なんというか志や理念があるとやる意味が深くなって良いなぁと思ったりします。

まとめると

やはり売りたい値段を決める
そこに向けて理念をもってやり切る

これに尽きるなぁと思いました。
〇〇円で売りたい理由がある。
その理由が〇〇円の理にかなっている。

これでGO!
ですかね(^^)

僕の疑問からの問いにめちゃくちゃたくさんの人が凄い熱量で時間を使って答えてくださいました!本当にありがとうございました!!

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いやー、、おもしろい!

個人的にはライフラインにサービスが近づけば近づくほど価値を下に見られてるなぁと思います。

コスパなんて言葉が世の中から少なくなり、いかにお金を使うか考えるようになるといいなー。

そしてコスパの優れたお店は仕方なくやってるか?もしくはめちゃくちゃ特殊なお店のどちらかです。

安売りしたいお店なんてありません

その事実にもっと深く感謝する必要があるといえます。

例えば僕は飲食代金無料を目指してますが、それは僕を応援してくれてる人達、応援し続けてくれた人たちのおかげで成り立つんだ!と。深く強く感謝の認識をもってもらいたいところです。

作るよ!お金に縛られない飲食店!そしてお金に感謝できる飲食店!!

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著者の主な活動

著者が運営する「悲しいを削減する」が理念の 「オンラインシェルターoffside flat」 こちらは「スナックキャンディ姫路店ファンクラブ」も兼ねております。(2つのページにご招待 トータル300人突破!)

著者の運営する兵庫県姫路市にある完全予約制パスタバルkitchen11&キャンディ姫路はこちら 

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