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退職代行。その否定と肯定

毎週月曜日は僕のお手伝いしてる、人材総合サービス、株式会社Mateに関わる事、、ひいては"働く事"にまつわる発信をしております。

外部広報のような形でしてイチイチ会社の許可をとったりしてない、いつものnoteと変わらぬテンションですので会社そのものの本意とは違う時もある、、かもな超超個人的な発信ですので、そこはご了承ください。

(前回までの人材お仕事関連のnoteはこちら)


退職代行はいらない仕事?

退職代行が話題になってますね。

そんなに説明はいらないと思うので省きます。ショート動画でも言われてるように「出会い系」サービスもマッチングと名を変えて社会に浸透しました。

僕はコストやツールを使ってまで必要?と今でも思っちゃうんですが、世の中にはニーズがあり、そこを追求し便利にして宣伝洗脳(このサービスは必要ですよー!と)して広がった。

退職代行サービスも広がり方の仕組みとしては同じようなものかなと。
ただ法整備とかにより、この先どうなるかはわかりませんが今のところそうしたシステムバリケードが発生しないかぎりは浸透していきそうな気配です。

こんな感じで退職代行の大手のような存在が誕生し、そちらの言い分の方がマトモで正当性があるように見受けられます。

退職代行を使われる側の会社の反論の方が非人道的なんですよね、、

「とび」(仕事を急遽バックれること)の常連だった僕からしたら、なんで嫌な仕事を辞めるのに金かけんだよwww
って話なんですが、必要な人には必要なんでしょう。

社会に必要か必要でないか?
の論点をシビアにしてしまうと、多分この電話口の人の仕事もそこまで必要ではない可能性があります。

だいたいの仕事は余計な仕事ですから、、

さて、退職肯定と否定を自分の観点から整理してみたいと思います。


退職代行否定

社会常識とかに照らし合わせて否定される人が多い印象があります。

それももちろんわかる話。
「普通」という「常識」が社会を支えてるのでそこを蔑ろにするのもいかがなものかなと。

まぁでもみんな「普通」をやる社会ってのも異常な社会になるので、自然発生的なイレギュラーと込みで受け入れていくしかない。

なんといっても僕は過去に3度もトんだ経験があります。
そんな僕からしたら、やっぱり否定ポイントは常識からではなくて「いかんかったらええだけやんw」なんすよね。

や、僕もそりゃちょっとした緊張とか、罪悪感とかはゼロじゃないですよ。
でも、それでも現状打破の解放感はその比じゃないし、そこは頑張れるというか(頑張り方よw)

意思決定にお金を払って手伝ってもらうってのはなかなか来るところまで来てしまったなぁ、、という感想もあります。

自分の身は自分で守る。
ができなくなってる。

お金に頼る。人に頼る。
ももちろん身を守る手段なんですが、最終自分でやらなきゃ!な場面が来たとき大丈夫なんだろうか?という懸念点が個人的にはあります。

そのお金でバックれた日に美味しいもん食べるとかした方が気が晴れるんじゃないかなー。(やめとけよw)

罪悪感とかいったとて、トぶような会社の人らとこの先、関わることもないと思うんで意味ないと思うんすよね、、

むしろただの「トビ」よりも溝が深いというか、、そこまで嫌やったんやな度合いは退職代行ってMAXやと思うんすよ。

会社側からしても、綺麗に辞めてるつもりでしょうけど「とび」と変わらないというか、、「とび」より心象多分悪いですよね、、

なのでどうしても、、のさらにどうしても、、の限界の人以外はおススメしないです。

仕事は続けるのが一番
キチンと段階踏んで辞めるのが二番
トぶのが三番
退職代行は第四の最終手段

何も選べずに精神崩壊や自死なんてのは絶対にやっちゃいけません。


退職代行肯定

これはもう最終手段としての選択肢ですよね。

僕もトんだ仕事の中には「簡単に辞められない」みたいな場所がありました。
でも、行かなきゃいいだけなんで。
行かない!を選んでトびました。

が、そこでトぶこともできず続けていたらおかしなことになってたかもしれません。そんなときに退職代行サービスがあれば文字通り死ぬほどありがたいですよね。

むしろ問題点が明らかになる。

あと、円満退社なんてほとんどないんすよ。辞める人のほとんどは「嫌だから」辞めてます。

何かと理由つけて辞められたところで、本当に辞める理由はそこじゃありません。会社に魅力がないからです。

退職代行を使われたりすることは、何かしら問題点があるんだな、、という気づきにもなります。

一概に「今の奴らは根性がない、常識がない」と問題に向き合わない姿勢が今日の現状を招いてます。

その姿勢こそが皮肉にも「他責思考」そのもの。結局退職代行を使われがちな職場というのは会社側も従業員側も他責なのかもしれません。(内情はいろんなケースがあると思いますが)

自分達は悪くない。
悪いのは相手だ。
このすれ違いの日常が埋められない溝となっています。

退職代行モームリさんの考えが株式会社Mateにも通じるところがあってですね、、

「退職代行は将来的になくなればいい」

や、ほんとそうなんすよ。
我々の仕事もそうで、、

株式会社Mateパンフレット

健康的に社会がまわっていたら本来必要のない仕事なんです。


そして採用問題につながる

退職代行を使う側のメリットとして、僕はそこは世知辛い話だなぁとも思うんですが、会社へ有給などの法律的に貰えるお金を請求もできます。

トぶ人間が権利まで主張するなよ、、と思ったりするんですが、これも法律です。
僕は自分の中でトビの美学として、トぶからには金はもらわねぇ!って考えです(シランガナw)

精神を病んだと言われれば、下手すると治療費の支払いなども発生するかもしれません。
(このへん僕は詳しくないです!間違ってたらごめんなさい)

そんなん言ったもん勝ちやん!
めちゃくちゃやん!
ってなる気持ちもわかります。

ですがガチで精神を病んでる場合もあり、その場合は会社が個人の人生に損失を与えていることになります。これはこれで結構重たい話です。

これ、どうやったらええ塩梅にできるのかなぁ、、と考えたんですが、やっぱり気軽に採用できて気軽に解雇できるってのが解決方法だと思います。

辞めにくいし辞めさせにくいっていう感じが窮屈すぎるんです。
会社側からもいらん人間はすぐにクビにできた方がこうした問題も起こらない。
働く人も再チャレンジしやすい。

結果どこでも働けないような人は働かない方が良い人なのでおとなしく生活保護で生きてもらうってのが良いと思うんで来月ぐらいからやりません?(笑)

そんなわけで!
株式会社Mateとしては、退職代行を使われてしまった!みたいな企業さん、退職代行は使われてないけどとにかく人がすぐ辞めてしまう、、なんて悩みもヒアリングして経験則からの改善点などもお伝えさせていただいてます。

時代の変わり目!
労働に価値を!!
がんばるべや!!


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