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刃牙でバッキバキ!〜人生で大切な事は漫画で学べるやろ〜

どうも主に姫路にいるhideです。
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それでは本編へGO


刃牙の捉え方が薄い僕

刃牙は格闘技にとてつもないリスペクトのある漫画。実在の人物も出てきますしね。

一方で僕は格闘技に対しても結構はっきりとアンチ側の思想をもってる。

空を飛んだり手からビーム出したり、剣と魔法の世界のバトル漫画はエンタメとしてめちゃくちゃ好きなんだけど、格闘技そのものはどちらかと言えば苦手だ。

だから格闘技漫画、格闘家漫画としてTOPクラスに君臨する刃牙という漫画を僕はガチンコのファンほどは味わえてないと思う。

でも、面白いんだよね。

この、面白いと思う感情が正義じゃん。

似たようなところではヤンキーもヤンキー文化もは大嫌いだけどヤンキー漫画はめちゃくちゃ面白い!って感覚とも似てる。

人としての漢気、人道、信念、、
そういったものは格闘家であれヤンキーであれ魅せてくれるものがある。

ドストライクでないものに面白みを見出せた時の気持ち良さも、ドストライクなものを見てストレートに面白い!と思うに匹敵する快感だ。

僕の中で今、読み進めてる刃牙はそんな漫画。

そんなわけで、ガチムチのバキマンからしたら薄い感想だろうけど、今のところ僕の好きな名シーンなんかをいくつか紹介したい。

僕は今
グラップラー刃牙全巻
バキ全巻
範馬刃牙を16巻まで読み進めたところだ。

ネタバレ多いです!!
気になる人は気をつけて!


母ちゃん

僕、刃牙は面白いバトル漫画やなーってテンションでしかしばらくは読んでなくて、いわゆる深みのようなものはそこまで感じてませんでした。

好きなキャラもいれば嫌なキャラもいて、魅力的なキャラが魅力的に成長していく、、王道な楽しみ方を普通にしてたんですね。

で、最初に心に刺さったのが、刃牙の母ちゃんの最期でした。

ちなみに僕は刃牙全体に流れる強者こそ正義な世界観も、それを作り出す筆頭人気キャラ、刃牙の親父である範馬勇次郎も結構嫌いです。(笑)

そしてその範馬勇次郎を息子の刃牙をかなぐり捨てて敬愛する母ちゃん「あけざわえみ」もめちゃくちゃ嫌いでした。

冒頭で刃牙に背負われてるのが母ちゃんです。

でも、このシーンは刃牙の妄想で、本当はこうなんです。

母ちゃん死んでるんです。
刃牙は母ちゃんの死体を背負って街を歩いてます。

母ちゃんは最後の最後に範馬勇次郎ではなく息子である刃牙を助けるために範馬勇次郎に立ち向かい、そして殺されました。

この展開、そして、この描写。
死体を背負い歩く刃牙に詰め寄る警察官達。
「もう少しこのままでいさせてくれよ」
という刃牙。

最後の最後でようやく母と息子として接する事ができた刃牙の心中たるや。
刃牙幼年期のラスト、そこそこ序盤の話なのですが作品を通して一番印象に残るエピソードとシーンかもしれません。


力こそが正義という世界観

刃牙ではすごく有名なこの範馬勇次郎のセリフなのですが、このエピソードは、「全ての力を競い合い最強を決する!」という最高の舞台において、相手を必要以上に傷つけたくないなど、なんやかんやの生っちょろい思想を持ち込んだ"天内悠"というキャラをある種、粛正した時の台詞です。


天内悠も非常に清廉潔白を装ったような胡散臭いキャラクターではありましたが、実力は確かで、他者の気持ちを想像し理解するからこそ、他者のしてほしくないこともわかり、そこを攻めるというバトルスタイルを持つ面白いキャラでした。

思想も含めて、物語が面白くなりそうなキャラで結果お気に入りだったから(イケメンやし)この乱暴極まりない退場劇でさらに範馬勇次郎が嫌いになりました(笑)

範馬勇次郎を見てると美味しんぼの海原雄山を思い出します。

同じクソ親父で力こそが正義を行くキャラです。

僕はこういう思想とキャラに胸焼けがするし、不快感を覚えるのですが、結構皆さん好きだったりしますよねー。

圧倒的な力で全てをねじ伏せるスタイル。
北斗の拳のラオウとかもそうすよね。

僕は胡散臭いキャラの方が好きです(笑)


危機感


ゴリゴリマッチョが基本的には幅を利かせる漫画だからこそ、そこにおける異端はやはり魅力的で、この渋川剛気という合気の達人お爺ちゃんキャラもお気に入りです。

何もない、何もしない、
そこには争いも生まれない
理想の世界です

という、物事を深く考えれば必ず一度は通る虚無の理想理論。

こういう場所を通ってるキャラクターがやっぱ好きっすねぇ。

そして、この渋川剛気という達人は、自らの行手に手に負えない危機があると、それを察して身体がそこに行くことを拒みます。

時に転倒してしまったり、
時に画像のように幻影の壁が現れたり、、

これ以上はダメだ!
という危機感をフィジカルに感じる事ができる。

これ、物凄く大事な事だなと思いました。
結局、危機感を無視して進んでしまったりするし、それが必要な時もあるのだと思いますが、危機感を感じ引き返す、諦める、方向転換する。は単に臆病ではなく達人の選択なのです。

僕も"行ける気がまるでしない挑戦"は絶対しませんし、応援すらしません。


無様な男のかっこよさ

号泣してる彼は、アライJr.というキャラで、立ち位置的には刃牙の恋敵てきな役割で登場します。

相当な強さがあるのですが、刃牙には瞬殺されこの有様。

さんざんっぱらドヤ顔のイキリ顔で好きな人の前でカッコつけてきてのこの体たらくです。

めちゃくちゃカッコ悪いじゃないですか。

でも、これがカッコ良いんすよね、、

負けの美学というか
敗者の魅力というか
敗れ去ったものにしかだせない色気みたいなものって僕はあると思ってて、それが当の本人は気付かないんですね。

ただただ情けなくて、ただただ悔しくて、、
でもどうしようもなくて、、

なんかグッときたシーンです。

ライブアライブというゲームがあって、それも敗者が拗らせる物語なのですが、どことなく報われなかった人ってのに惹かれるところもありますね。


愚地克巳という、これまた強いんだけどかませ犬的なキャラクターが努力で大化けして皆んなに応援されてるところも熱いです。

結果的に彼もまた対戦相手にまたしても勝つ事ができないんですが、色っぽい。


感謝の意義


そんな愚地克巳の名言、名シーン。

これめちゃくちゃ凄くて、、

よく日本人は「ありがとう」ではなく「すみません」と言ってしまう。それは良くないよね。
って聞くじゃないですか。

ごめんなさい。って卑屈すぎる。
普通にありがとうでええやん!って。

でもね「感謝」って
「謝りたい」と「感じて」感謝だってさ。

ありがとう!と頭を下げる。

だから「すみません」「ごめんなさい」
そうやって謝る事で感謝を伝えるのも全然間違ってない。日本の心やん。

すぐ、なんか欧米のノリをええやん!みたいにされんのダルいよなって思ったりした。
(もちろん素直に明るくありがとう!も最高!)

、、とまだまだ名シーンはあるんだけど、刃牙はまだ先が長いので一気に出し切らずに今回はこのへんで!



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