見出し画像

水を張り空を活けたる植田かな

田植えを終えたばかりの田は、剣山を置いた水盤のよう。晴れたり曇ったり落ち着きのない空を留めようとして、早苗が弱々しく刺している様は健気です。

「植田」は、ホトトギス新歳時記によれば6月の季語。小川つとむさんは、この季語で土の柔らかさを表現しています。

足跡ににごりの深き植田かな  小川つとむ

ところで、「植田」が名詞ならその動詞は「田植」。この「田植」を使って、義母とコラボした時のnoteを貼付します。


現在、認知症で特養に入っている義母とは、もう4か月も会えていません。新型コロナの影響です。