見出し画像

新涼の風来て空の後ずさる

シンリヤウノ・カゼキテ・ソラノ・トホザカル

朝夕に涼しい風を感じることがあって、「これが俳句でいう新涼かしら」なんて思っていると、たちまち暑さが戻り騙された気分になる。この句は、その騙されている間に作ったものです。

「新涼」は8月の季語ですが、使うタイミングが難しいです。

新涼の風とは俄なりしもの 小川龍雄

私が感じた俄なものも、新涼の風だったのかしら。よくわかりません。