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喧嘩して何度もつつく含羞草

ケンカシテ・ナンドモツツク・オジギソウ

「含羞草(おじぎそう)」は7月の季語、「蠅捕草(はえとりぐさ)」は6月の季語だそうです。どちらも子供の頃大好きでした。前者は葉に触れるとお辞儀する、後者は近づいた小さな虫に噛みつく。今でも不思議です。どこに脳味噌にあたる部分があるのかしら。 

含羞草ねむらせ眠りたくない子 河野美奇

そうそう、こんな感じの子供でした。

含羞草とは気づかずに触れしかな 湯川雅

優しい気持ちになる句です。