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こんにちは。
大阪市谷町4丁目にある
『ルネサンス運動支援センター』のあっちゃんです。
いつもnoteを読んでいただきありがとうございます。

なんと!!
東京オリンピック・水泳競技オリンピアン池江璃花子選手
私たちの施設へ遊びに来てくださいました!!!

ルネサンス運動支援センタ―は
運動するだけではなく、みなさんと元気になる場所!
居心地が良いと思ってもらえる場所であってほしい

という思いを持って、日々利用者さんとの時間を楽しんでいます。
実際利用者さんからも「ここに来たら元気になるねん
という声と笑顔をたくさんいただいています。

そんな楽しい・元気な雰囲気を
池江さんにも少しでも味わっていただけたら・・・と
スタッフ一同、色々と準備しておりました。
喜んで欲しい、たくさん笑ってほしい~と関西人の血が沸きますね。

池江選手、いよいよご来店!

さぁ、いよいよ待ちに待った池江選手がご来店!みんなカーテンの裏にこそっと隠れて、来られた瞬間「ようこそ!いらっしゃいませ~」のお迎えからスタートしました。

池江選手もちょっとびっくり、
でも嬉しそうな笑顔を浮かべてくださいました。

さぁ、ここからは施設のご案内。
運動支援センタ―は決して広くはないけれど緑の芝生が一面敷かれ、
窓も大きく気持ちよい空間。

そんな景色も楽しんでいただきながら、
わたくし「あっちゃん」が施設のご案内を。
(いやぁ~池江さん美しいわぁ)
と見とれながら一生懸命説明をしました。

運動支援センタ―には、YURAGIというストレッチ器具や
有酸素運動のマシン、ウォーターベッドなど
いくつか置いてあります。

池江選手も「マシンも置いてあるんですね」とちょっとびっくり。
「気になるものを使ってみませんか?」とご案内したところ、
股関節を広げるストレッチを試してくださいました。

「さすが柔らかい~」とみんなでびっくりしていたら
「いやぁ~硬いんですよ~」と池江選手。
いやいや柔らかいです・・・
さすがアスリートの身体だなぁと思ったのでした。

みんなで交流会

ひと通り施設のご案内が済んだところで、
ご利用者さんとの交流会
みなさん自身の体験談と共に楽しくお話しされていました。

中でも
池江選手と年齢も近い20代前半のAYA世代の方とお話になった時
「年齢が近いですね。」
とおっしゃって、池江選手自身が入院中、
「一番話しやすいのは、同じような年代で同じような病気になった人だ」
とおっしゃっていました。

入院中、お互い『苦しいよね。辛いよね。』
という話ができて共感できて、「心が軽くなった」と感じたそうです。
AYA世代のご利用者さんが池江選手とお話しして
とても喜んでおられたので
今日はここにこれてよかった
と池江選手も笑顔でおっしゃっていました。

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共感する言葉の大切さ

がんサバイバーさんの中でも
「現在進行形でつらい方に、どんな声をかけたらいいですか?」
という質問に
「入院中、本当に辛くてどうしようもない時に、
看護師さんに『つらいよね』っていう共感してくれる気持ちがすごく嬉しくて(ちょっとでも私の気持ちをわかってくれた)
人それぞれかもしれないけれど、私はそれで楽になりました」
というお言葉を聞いて

私たちがん専門運動指導士が一番大切に考えている
寄り添うこと共感することの大切さを改めて確信しました。

本当の大変さは当事者にしかわからない、でも寄り添いたい、
その人の目標に向かって共に歩んでいきたい・・・
そんな思いを忘れずに大切にしながら
これからも多くのがんサバイバーさんのサポートをしていこうと、
池江選手の言葉を聞き改めて強く感じたのでした。

自分が生きていることで勇気を与えられる

池江選手の言葉で、もう一つとても印象に残っている言葉があります。

「自分が回復したことによって、
勇気をもらえるという言葉をたくさんもらいました。
水泳選手として応援される立場ですが、
がんを経験した立場としても他の人にすごく
勇気を与えらえる存在になったんだなと・・・。

人のためというか、
もちろん自分のために水泳をやっているんですが、
自分が生きていることで他の人に勇気を与えらえるということがあるのだな
と知ることが出来ました。


乗り越える力

きっと、池江選手の姿をみて、
勇気をもらったがんサバイバーさんは数多いと思います。
また、諦めていたことも乗り越えたがんサバイバーさんもいらっしゃると思います。

池江選手に、
どんな言葉で、どん底の状態から救われ、乗り越えれたかも聞かせていただきました。

入院中、先生(担当医)から
出口がないトンネルはないから今はがんばって!』
と言われたそうです。
退院して水泳をやり始めて、周りの選手からも置いていかれるし
何をやっても勝てなくて、毎日毎日泣いて練習から帰った時に 
先生からの言葉を思い出して
(今はトンネルの中を歩いているけど、いつかこのトンネルから抜けたら
自分はもっと強くなれるんだ、早くなれるんだ!)
そういう気持ちで乗り越えたそうです。

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元気をもらえる場所

今回初めて運動支援センタ―に来られた池江選手。
来られた印象を最後にお聞きしたところ
元気をもらえる場所・笑顔になれる場所」と
おっしゃってくださいました。

今まで私たちが大切にしていること
運動支援センタ―はただ運動をするだけでなく
笑顔で元気を分かち合える場所でありたい

を少し感じて頂けたのかなと思い、心が熱くなりました。
そしてこれからもこの思いを忘れず大切にしながら、
一人でも多くのがんサバイバーさんと
寄り添い共に歩んでいけたらと思います。

 池江選手、ありがとうございました!
 また遊びに来てくださいね!

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