乳がん 広背筋皮弁法で乳房再建+運動療法で職場復帰①
こんにちは。
乳がんに罹患され、乳房再建をどうするか、どんな再建方法にするかとお悩みの方は多いと思います。
その時に、体験談を読むがんサバイバーさんは多いんじゃないでしょうか?
今回のインタビューブログでは2021年4月に検診で乳がんが見つかった女性のご利用者様に
①(前編)乳がん術後、広背筋皮弁術で乳房再建について
②(後編)6カ月で高校教員のお仕事復帰について
お伺いしました。
今、お悩みのがんサバイバーさんの参考になればとインタビューを快く受けてくださいました。
【広背筋皮弁術ならではのお悩みは?】
私の場合、右乳房を手術と同時に右の広背筋の自家組織を用いて乳房再建をしているので右側の背中から腰にかけて1枚の板みたいな感じや右側の脇腹辺りからつっぱり感、常に縮んでる感じや体重が左に乗って右をかばうみたいな感じになっていました。
右が痛いから伸ばさなければいけないけれど、どう伸ばせばいいんだろう・・・
もともと背中にあった筋肉を胸に通してきているので、突然動き出したりピクピク、ピクピクッてしたり・・・
こういう現象が起きますよって言われてたんですけれど最初はびっくりしました!笑
と谷様はおっしゃいます。
右が痛いから伸ばさなければいけないけれどどう伸ばせばいいんだろう・・・
そんな広背筋皮弁術ならではのお悩みを教えてくださいました。
【広背筋皮弁術での乳房再建、やってよかった?】
つっぱり感がなかなか取れない。
ほぐして戻して、ほぐして戻して・・・悩みは悩みですが自分的には(見た目)同じだ!!!
背中に傷はあるんですけど、精神的には(広背筋皮弁術で)再建してよかった!と思います。
【ルネサンス運動支援センタ―で運動を始められたキッカケは?】
担当医からは、
「時間と共に良くなっていくから運動してください」と言われたけど、具体的にどのように運動していいのかわかりませんでした。
何をどの程度やればいいのか全くわからなくて病院内に置いてある運動支援センタ―のパンフレットを見た時に、がん専門の資格を持ったスタッフが一人一人のお身体に合わせてやってくれるということが書いてあったので一回体験から始めました。
【運動支援センタ―で運動を始められてからの変化は?】
自分でも身体が左に傾いているのが分かるというか、右に重心を乗せたくなく右をかばうように歩いてました。
ここでは、そういうことも個人トレーナーに指導してもらってその日、何をするかは身体の状態を見てもらって運動指導をしてくれるので背中のつっぱり感というのが結構早い時期に取れてこんなに変わるんだ!って結構早いうちに結果が出たかなと思います。
【あなたにとってがん専門運動指導士の存在は?】
自分でどうやって運動をしたらいいのかということを「こういう風にしたらいいですよ」とか「こういう運動ができますよ」とか色々アドバイスを具体的にしてくださるのとちゃんと経過を追ってきちんと個人を管理してくださるのでいいなと思っています。
例えば、がん特有の症状であったりとかこういうがんを経験した人は、こういう運動が必要だとか、こういう不便を感じているとか、からだの構造であったりとか知識を持ってらっしゃるのでただ単にスポーツインストラクターというだけではなくてがんのことについての知識をもたれているのでこの人であれば安心して私の身体を見てもらえるし運動をきちっとやっていけば今つっぱっているものも継続していけば軽減されていくんだろうなって・・・ありがたい存在です!!
運動をして身体の改善が見られたということもあって6カ月で高校の教員の職場復帰されています。
後編では、治療とお仕事の両立についてもインタビューしました。
どんな風に両立されているでしょうか?
後編もお楽しみに☆
※運動に取り組まれていた時期などは取材当時の情報となります。
悪しからず、ご了承ください。
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