あっちゃんの闘病記⑥『入院当日』
~いよいよ入院~
入院当日、病院で案内されたのは最上階の4人部屋の窓側でした。
なんとこの最上階は、女性専用フロアなんです!
しかも、エレベーターを下りて、扉のピンポンして中から開けてもらわないと入れないオートロック!
守られてる!何かに守られてる!(笑)
広い!きれい!
約2週間あまりを過ごす籠城としては申し分ない!!
~病室仲間との出会い~
そして、入院生活の中心として過ごすこの4人部屋に入院している患者さんの内、私を含め3人が同じ乳がんでした。
隣のベッドの70歳代のYさんは、インプラントで再建したけれど、身体に合わず、インプラントを取り除く手術をしたという事でした。
しかも、除去手術後から微熱が続き、もう2カ月も入院しているとの事。
70歳を超えても再建の選択をされる、Yさんにとって、胸はかけがえのないものなんだなと感じました。
でも・・・
「こんなことなら、再建するんじゃなかった。しんどい。辛い。」
その言葉が耳に残っています…
これからインプラントで再建する私には怖い話でしたが、形成外科の先生が仰っていた
「稀に合併症を起こすことがある」
という『稀』にYさんは当てはまってしまったんだなと思いました。
しかし、これから入院する私に、マイナスな話はダメだと思ったのか、すぐに話題が変わり、病院のことを色々教えてくれました。
そして、
「もう2ヵ月入院してるからわからないことは何でも聞いてね」
と言葉をかけてくださいました。
「あっ、ここの病院、カレーとシチューが美味しいから!」
と食事のことまで教えて下さり、同じ部屋で同じ仲間ができた気がして心強かったです。
~手術前夜~
遂に、明日は手術。今日はゆっくり休んで備えようと思っていた矢先、看護師さんから、
「明日の手術の前に主治医の先生から話があるので、ご主人さんも同席してください」
告知の時に感じた嫌な予感が、現実のものになっていくのでした...
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