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#3.すいません、今日時間がないので詳しい説明は次回の診察で。

7月28日 呼吸器外科初回診察


7月28日に呼吸器外科の診察に行って、予約の時間から1時間以上待たされてやっと診察。
外科の先生も「ほぼ良性の腫瘍で間違いないと思いますが摘出の手術するということでよろしいですね」と念押し。「胸腔鏡を使った手術になります。ただ、今コロナの感染がまた拡大しているので手術はそれが落ち着いた9月以降になると思います。9月1日に検査と診察の予約入れておきますので。それで大変申し訳無いのですが、普通はもう少し丁寧に手術の説明をするのですが、今日はちょっと次の予定があって時間がないので次回の診察のときに詳しく説明させてください。」

まあコロナで9月以降は仕方ないし、こちらも仕事の予定が8月はびっしりなので良いとしても、1時間半待たされたあげく、次の予定があるからって説明おざなりで次回の診察で説明しますはないんじゃない!と、ちょっと首をかしげる。
これもいま考えるとインフォームド・コンセント違反?(笑)
まあ良性だしそんだけずれても大丈夫だよな。と自分で納得。
なにせ本人は検査の結果良性腫瘍と思い込んでいるので気楽なもんです(笑)

9月1日 呼吸器外科診察

診察の前にレントゲンと血液検査して診察
先生、カルテと私の顔見るなり「あ、ちょっとまっててくださいね」と言って診察室からどこかへお出かけ(笑)
おいおいと思っていたらしばらくして先生ご帰還。
「手術の日程ですが最短で、、、」といきなり始める。
これは私の想像だけど、たぶん前の診察と間が空きすぎてすっかり内容忘れていたのか、どうやら医局へ行って手術室の空きとか確認してきたらしい(笑)

実は仕事のクライアントの予定がずれて9月末までちょっと入院できそうもなくなったので、「すいません、ちょっと仕事の都合で9月いっぱい入院できそうもないので10月の初旬で手術お願いしたいんですが」と先生の手術の日程の話の腰を折って話すとちょっと憮然として「わかりました、では9月22日に診察の予定入れておきますのでその時日程確定しましょう」
で、そのあと前回できなかった手術の説明。肺の絵を書きながら「左の肺の下の部分が下葉と言ってここに腫瘍がありますので、胸腔鏡という器具を使ってこれを摘出します。手術は左のわきに3箇所小さな穴をあけてそこからカメラや器具を入れて腫瘍を含む下葉を1/4程度切除します。入院は1週間から10日ぐらいになります。」

てっきり内視鏡でその腫瘍をつまんで切除するみたいなイメージでいたのでちょっとびっくり。
「結構大きく切り取るんですね?」って聞くと「え、大きくないですよ、小さいですよ」と笑いながら先生。
「手術は問題なければ3時間程度で終わります。場合によっては胸腔鏡から切開に切り替えることもあるので承知しておいてください」
思ったより大げさな手術に少しびっくりしたけど、まあ手術お願いしちゃったし、穴3つあけるだけって言ってるし(これが大きな勘違いw)まあ、将来癌になる可能性を摘み取れるなら良いかって自分に言い聞かせて二度目の診察は終了。

実は手術の後遺症やらの説明はなく、改めてこうして思い出しながら書いていくとどうもここの病院はインフォームド・コンセントが非常に甘いことに気がつく。
とは言っても後の祭りなんだけどね。

>つづく



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