(19) プッシュアップ 一緒にやってみよう!

(19) プッシュアップ 一緒にやってみよう! 

自粛解除になり、いかがお過ごしでしょうか。
Stayhome、おうちの生活から、少しづつ外に出る機会も増えてきたとおもいますが、引き続き、予防対策、マスク、手洗いはしっかり行ってくださいね。

梅雨に向けて、体調が崩れやすい季節でもあります。
疲れにくい体づくりをしていきましょう。

さて、今回は、がん経験者であるキャンサーフィットネス認定インストラクターの11名が、様々なやり方で、プッシュアップ(腕立て伏せ)を行いました。

手術をされた患者さんは、腕立て伏せや腹筋など、力を入れる筋トレを
一人で始めるのは不安なことでないかと思いますが、
落ちた筋力をつけていくことは、生活していく上で大切です。
疲労しすぎない程度に、
無理せず、少しづつ、負荷や回数を増やしながら、
筋トレを行いましょう。
化学療法中・放射線治療中の方も、
できる範囲で自分に合う筋トレを行うことで、倦怠感や体力低下の防止になります。

今回は、腕立て伏せ。
主に、腕の上腕三頭筋、胸の大胸筋を鍛えます。

乳がんや、頭けい部のがんなど、上肢のがんの患者さんは、
手術後、使わないでいると、筋肉が萎縮したり、
姿勢のバランスも悪くなります。
がんに罹患後、腕立て伏せをするのが初めての方は、
初心者向けプッシュアップからスタートしていきましょう。

〜大切なこと〜
▶︎痛みを感じるような動きはやめてください。
▶︎最初に軽くストレッチをしたりウォーミングアップをして、筋肉があったまってから行うと、動きやすくなります。
▶︎呼吸をしながら行いましょう。
▶︎特にリンパ浮腫の患者さんは、翌日に疲労を残さない程度の負荷量で行いましょう。
▶︎8〜12回を1〜2セットできるくらいの運動強度で行いましょう。
▶︎少しづつ、無理せずに!

【初心者向けプッシュアップ】
肩の高さに、壁に手をついて行いましょう。
(壁に近い方が負荷がかかりにくいです。)

①息を吸いながら、腕をゆっくりと曲げて胸を壁に近づけます。
左右の肩甲骨を寄せながら行ってみると気持ちいいですよー!

②息を吐きながら、腕をゆっくりと伸ばしていきます。
この時、乳がんの方や、リンパ浮腫で腕を使うことに不安を感じている方は、
お腹を引き込みながら行えば、腕や肩の負担も軽くなりますし、
体幹のトレーニングにもなります!


終わったら、ストレッチや、負荷のかかった筋肉を動かし、ほぐしておきましょう。
そして、最後は、リラックス、体を休めることを忘れずに!

今まで筋トレをする機会のなかった方は、少しづつ筋トレの種類も増やしてみませんか。

またこちらでもご紹介していきますねー!

それでは、わたしたちのPushUp動画で、
ぜひご一緒にやってみてください^^/

広瀬真奈美(キャンサーフィットネス代表理事)


動画撮影協力:
一般社団法人キャンサーフィットネス 認定インストラクター

ひとつめのPushUpの指導動画 
山田純 (長崎)

その他の素敵なインストラクターのみなさん

金子美紀(千葉)
高野敦子(大阪)
小山紀枝(埼玉)
小林羽奈(東京)
境谷千恵子(東京)
羽柴恵(神奈川)
林ひとみ(岐阜)
まじまなおこ(沖縄)
村山民愛(名古屋)
山田純(長崎)

(あいうえお順)

Thank you

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?