見出し画像

病状説明で決断を迫られたときの1つの方法

医者から病状説明を受け、治療を選択する場面ありますよね?
手術必要です
抗がん剤違うのにしてみましょう
いついつに入院しましょう
ここで、迷いが出ることがあります
まず、そもそも”がん”もしくは”がん疑い”ですから、ご本人様もご家族様も
とってもショックを受けているでしょう。
もし予想をしていたとしてもです。

私もそうでした。まず私だけ病状説明を先に聞いたのですが
腫瘍マーカー上がっていたし、転移であろう癌性疼痛もあったので
予想はしていましたが、それでも、おそらく”がん、骨に広範囲の転移”
目の前まっしろ、頭の中真っ暗です。
足はふわふわしているし、入院手続きしていても、看護師さんの声
全然聞こえてなかったです。は〜、はい、えっ何ですか?みたいな
近くで話してくれているけど、めっちゃ遠いんです

決断するには時間が必要です

ひとり

まず病状説明の部屋を出ましょう。
すぐに決めなければならないことはありません。
すぐに決めなければならない病態は他の疾患ではあります
・今すぐ人工呼吸器をつけなければならない
・腸閉塞で今すぐ手術が必要
・心不全で今すぐNPPV必要です
みたいなこと出ない限り、時間はあります

体が硬いといい判断できません

画像2

不安、恐怖、焦りそんなネガティブ感情があると
人は自分にとっての最善の判断ができにくくなります。
ネガティブ感情があると、呼吸が浅くなり、脳にも酸素が
少なくなっているでしょう。
たとえサーチレーションモニターにいい値が出ていたとしてもです。
機械では、測りきれないものはたくさんあります。

焦る必要がありません

今すぐ抗がん剤しましょう、ってありません。
時間がないのは、お医者さんですね。
日にちを改めて病状説明の日程を決めるにもありです。
もしご家族さんの仕事の都合で、日程が合わないなら
たとえ5分でいいから、部屋を出て深呼吸しましょう。
検査や治療を受けるのは他でもない、あなたなのですから

音声


サポートはすべてがん介護のサポート活動にあてさせていただきます。 背中を押していただけると、嬉しいです