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不動産仲介会社が知っておくべきWi-Fi知識~基礎編vol.1~

こんにちは!
不動産情報アプリ「CANARY(カナリー)」、顧客管理システム「CANARY Cloud(カナリークラウド)」運営 株式会社カナリーの原と申します🌸

このnoteでは、不動産会社さまにとって有益となりそうな情報を発信してまいります。(いつもお読みいただき有難うございます!)




リモートワークによりWi-Fi需要は増加

コロナ禍以降、様々な変化があったかと思いますが大きな変化の1つとしてリモートワークの増加が挙げられますね…!
お部屋探しにおいても物件探しの条件で「インターネット環境」「Wi-Fi」を意識している方が増えたのではないでしょうか。

一方で、「Wi-Fi」に関する知識はまだまだエンドユーザーへの浸透がされておらず実際に住んでから分かった不満、第1位の「設備」の中にも列挙されています。

参考:訳あり物件買取プロ

Wi-Fiの接続が悪い
・追い炊き機能が付いていない
・収納が少ない  など

参考:訳あり物件買取プロ

このように、人気設備でありながらも失敗するリスクを鑑みて、お客様も慎重になりがちなWi-Fi関係。仲介業務を行っている中で、お客様からWi-Fiのことを聞かれる機会も多いのではないでしょうか?

"Wi-Fi"とは

Wi-Fiとは、パソコンやスマホ・タブレットなどの様々な端末を、無線でネット接続する技術のことを言います。
端末同士の無線接続を無線LANといいますが、現在ではWi-Fiと同じ意味として認識されています。
ユーザーがWi-Fiを利用するには主に2パターンの接続方法があります。

1. ホームルーターやモバイルWi-Fiを利用するパターン

ホームルーターやモバイルWi-Fiなどのモバイル回線は、基地局の電波を直接キャッチして、ルーター単体でWi-Fi通信が可能です。
Wi-Fiを利用すると、複数のデバイスをインターネットに同時接続できます

基地局より直接電波をキャッチ

部屋に回線工事が必要ないので、回線を契約しルーターさえ入手できればすぐにWi-Fiの利用ができるというのが大きなメリットです。
一方で通信の安定面にはやや懸念があります。 なぜなら、ホームルーターは「モバイル回線(LTE回線)」を受信していて、この回線は建物の構造や電波状況に左右されやすい為です。

単身の方や、そこまでネット回線の性能を求めない場合は便利で手軽ですが、回線の安定性を求める場合は、2.の光回線を利用することを推奨しましょう。

2. 光回線を利用するパターン

光回線とは、光ファイバーを建物に引き込みデータ通信を行うインターネット回線を指します。光ファイバーはモバイル回線と比較して電磁波の影響を受けないので、通信速度が非常に速く安定性に優れているのが特徴です。

利用するには、建物~部屋へ回線の引き込み工事が必要で、数週間~数ヵ月を要する可能性もあります。(建物自体に引き込みが出来ない可能性もあります)
引き込みが済んでいない場合は工事費用がかかりますので注意が必要です(ほとんどは借主負担)。
一方で、データ容量は無制限で通信制限がかからないことから、高画質な動画視聴やオンラインゲームも快適に楽しむことが可能です。

また、光回線の引き込みが完了しても、それをWi-Fiの電波に変換し発する必要があります。これらの設備(ルーター等)も準備が必要なケースもありますので、事前にご案内しておきましょう!

光回線の引き込み有無の確認方法

前述の通り、光回線を利用するためには部屋まで回線を引き込む必要があり、これに期間を要します。
内見物件(部屋)に、光回線が既に引き込みされているかどうかを確かめる方法をご紹介します。スムーズにお客様に案内できると好印象です!

1. 内見時に現地で確認

光コンセントとは、光回線とONU(回線終端装置)を接続するための差し込み口です。以下のようなコンセントが設置されている場合は、光回線の引き込みが既に済んでおり、プロバイダの契約をすればスムーズに利用可能なケースがほとんどです。

参考:NTT東日本

2. NTTのホームページをチェック

NTT東日本であれば、提供エリアの確認ページが用意されています。
利用可否が簡単に確認できますので、まずチェックしてみるとよさそうです。

また、それでも分からない場合や、申込~契約に至るタイミングでは、必ず管理会社へ直接の確認をするようにしましょう!!

まとめ

いかがでしょうか。
Wi-Fiや回線にする内容は複雑なものが多いからこそ、これらの知識を蓄えてお客様の信頼度アップを目指しましょう💪

最後に弊社サービスのご紹介

弊社は不動産仲介会社様に特化した顧客管理システムを運営しております!
高機能ながらも、シンプルで使いやすく、直感的に操作できるデザインが特長の一つです。
また、多店舗展開をなさっている仲介会社様向けに、マネージャー向け管理画面を作成するなど、分析機能やカスタマイズ性にも強みを持っています。

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まずはちょっと触ってみたいな.…という不動産会社様、是非お気軽にお問い合わせくださいませ🌟
それでは、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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