仲介成約率の向上にLINEは必須!~LINE活用でどれだけ変わる?

おはようございます!
カナリー運営の、株式会社カナリーでございます。

このnoteでは、不動産会社さまにとって有益な記事を目指して日々投稿しております🙌

かつては、反響から成約までのやり取りは電話・メールが主流でした。
ただ、電話だと繋がりづらかったり、そもそも問い合わせの際に番号の記載がなかったり、メールは開封率や返信率が悪いなどの課題がありました。
今や、ほとんどの日本人がコミュニケーションツールで一番多く利用しているのは、電話でもメールでもなく【LINE】です。

LINEは今や日本の約70%以上にあたる9,200万人(2022年3月末時点)が利用していて、85%の人が毎日使っています。(LINE for Businessホームページより)

弊社 カナリーでは、不動産会社様の成約数向上やデジタル化支援に日々取り組んでおりますが、これからの顧客対応においてはぜひLINEをご活用いただくことをオススメしております!

本記事では、LINEでの追客の効果や、追客に活用できるLINEの機能について詳しく説明していきます。


LINEが顧客対応に適している理由

総務省の2021年の調査によると、日本人の7割以上がLINEを利用しているといわれています。
スマートフォンとの相性も良く、メインターゲットとなるであろう10代後半~40代の人はほぼ100%の人が利用していると言えるでしょう。
比べて、かつてメインツールであったメールは、「1日に1回も送信しない」という人が最多となっています。

MMD研究所「2021年版:スマートフォン利用者実態調査」 グラフ作成カナリー

対して、LINEは「1日に1回以上送る」人の割合が高くなっていますね。
また、LINE・メール共に通知機能があるという点は同じですが、LINEは約8割の人が1日に1回以上使用している= LINEのトーク画面を開いているということになります。
ということは、例え通知機能をオフに設定していたとしてもメッセージに気づいて開封してもらえるチャンスが増えます。
上記を踏まえてLINEの開封率がメールより高くなるのは、たやすく想像できます。

開封率・クリック率~成約率すべてメールを高く上回る

LINE公式アカウントにてMA(マーケティングオートメーション)支援をするLステップが、LINEとメルマガの効果の調査をした結果によると、実際に開封率6倍の成果が出ているところもあるようです。

加えてそこからクリック率(資料などを開いた確率)は5倍、その後の成約率は10倍というデータが出ています。(いずれもLステップHPより)

このように、LINEは開封率はもちろんのこと、クリック率~成約率が高いという点も魅力ではないでしょうか。
メールの開封率・返信率がLINEと比較して低くなってしまうのには、下記のような理由があると想定されます。

メールの開封率が下がってしまう理由…
■会員登録に使用しているためメルマガに埋もれてしまう確率が高い
■迷惑メールフォルダに振り分けされてしまったり、そもそもブロックされてしまうことがある
■キャリアメールは容量制限があり、画像のサイズや枚数によっては受信エラーになる
■PCから届いたメールはスマホだと見づらく、返信しづらいケースも有

メールを好んで利用される方も多く居るので、今後も活用はしつつも、並行して他のツールを使っていくことで、よりお客様に届きやすくなるものと思われます。

LINEは、不動産仲介営業の効率化につながる機能も充実

1. ビデオ通話

このご時世、オンライン来店・オンライン内見の需要が上がっていますよね。
LINEでやりとりしていれば、オンラインでの接客もビデオ通話機能で気軽に対応できます。
また、タイミングが合わずオンライン内見の都合がつかない場合も、画像・動画の共有に容量の制限がなくメールより手軽に撮影内見のご案内も可能です。

2. グループLINE

ルームシェア・同棲など、複数入居の場合、グループLINEを作成すると入居予定者全員にまとめて情報共有できたり、質問をすることが可能になります。
お客様がもう一人の入居者に共有するという手間も省けますし、同時に直接のやり取りをした方が語弊なども起きづらく営業する環境に適しています。
ただし、LINE for businessを利用した公式LINEの場合、お客様に招待していただく形でないとグループに参加できないので注意が必要です。

3. 自動配信機能

通常のLINEの機能にはありませんが、公式LINEやCRM(顧客管理システム)を利用する際は絶対に活用するべき機能です。
基本機能の自動応答メッセージやメッセージ配信は、初期対応や追客にぴったりです。
反響からの初期対応やお客様からの連絡に対しての返信スピードは、返信率や成約率を上げるために重要なポイントで、ご案内などの他の業務ですぐに返信ができない時も、自動応答メッセージがあるだけでお客様からの信頼が高まります。
また、キャンペーンの告知などの一斉配信にも対応しています。

LINEを導入する上で注意するべき3つのポイント

ここまで便利で効率化につながるLINEですが、活用においては注意点・留意点もあります。

1. LINEへの誘導方法

LINEは電話やメールに比べてプライベートなものであるというイメージが強く、友人知人以外にLINEのアカウントを教えるのは抵抗があるお客様もいらっしゃいます。
LINEでのやり取りに誘導する際には、「詳細図面や室内の画像などが共有しやすい」などLINEでのやりとりを行うメリットをお伝えしたり、「社用LINE」という説明をするなど、あくまでも業務上での利用を強調すると、お客様にも納得いただきやすい傾向があります。

2. 顧客名での管理

LINEはフルネームで登録していない人がほとんどなので、アカウントを追加する際に必ずフルネームに変更する事を徹底しないと管理が難しくなってしまいます。
変更の際にお客様の特徴なども括弧書きで入力しておくとより分かりやすくなります。
例:田中 太郎様(●月までにお引っ越し希望)など

3.自動配信や広告のタイミングや回数

配信の回数があまりに多いと、お客様に迷惑だと思われて、ブロックされる確率が高くなってしまいます。
自動配信は、月に2~4回程度の頻度で送ると開封率が上がりやすくなるのでおすすめです。

LINEにも種類がある!あなたの店舗に合うLINEのタイプは?

1. 個人LINEをそのまま活用

自動配信など特にする予定はなく、お客様との連絡手段というのが第一という方には個人LINEがオススメです。
ただ、社用携帯がなく私用携帯を業務に使用している場合は、私用LINEをそのまま利用することになってしまうのでオススメしません。

2.LINE for businessによる公式アカウントを作成

無料でもスタート可能なLINE公式アカウント。 無料のプランは1ヵ月にトータルで1000通までメッセージを配信することが可能ですが、メッセージの配信数によって有料プランに切り替える必要があります。

また、IDもランダムに提供されるベーシックIDでよければ無料ですが、ID指定ができるプレミアムIDの場合は1ヵ月110円/年額1,320円の課金が必要です。

前述の自動配信機能の他にも、ユーザーがLINE公式アカウントのトーク画面を開いた際に画面下部に表示されるリッチメニューや、ユーザーの反応が確認できるレポート機能など、便利な機能が充実しています。

リッチメニューのイメージ。
クリックで簡単に来店予約や条件設定に誘導できます

3. LINE機能のあるCRMを選定

最近では、仲介営業向けCRM(顧客管理システム)も数多く台頭してきています。 下記4つはLINE機能が搭載されていると紹介されていました。

なお、ほかにもいくつかのCRMがあるかと思います。
貴社の業務や反響数をお伺いしながら、適切なCRMの選定・ご提案も可能です。ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ🙌

反響数はあっても返信率・成約率で悩んでいるなら、コミュニケーションツールの見直しがポイント!

本記事ではLINEが現代の営業にはかかせないツールであることや、不動産仲介営業と相性の良いLINE機能などをご紹介いたしました。

現在お使いの社用携帯ではじめる通常LINEやフリープランの公式LINEであれば無料ですぐにはじめることもできますので是非参考にしていただけますと幸いです。

また、LINE機能以外にも業務の効率化を図るには魅力的な機能が搭載されているCRM(顧客管理システム)。LINEの導入と同時にCRM導入もご検討されるのも良いかもしれません。

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CRMに留まらず新しい製品導入のご検討や、お困りごとは何なりとご相談ください👍🏻

本日も記事をお読みいただきありがとうございました!
フォロー・スキをいただけましたら幸いです🙏


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