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学校は地域の真ん中

先生は地元のお年寄り

年の瀬です。
学校では地元の80代の方々を招いて地域のお正月について学びました。
いつでも学校は参観可能なので、私も一緒にお勉強させていただきました。

学校は地域の文化的中心の役割も担います。
高齢化が進み、若い世代の流出が進む奈か、地域の伝統の継承は学校が担う部分が大きくなってきました。
学校の子どもたちは今はもう全員移住組。
みんなよそからこの地域にやってきた子どもたち。
新しい継承のかたちが、ここ和合では始まっています。

ここ和合小学校は地域住民みんながPTAの会員として学校を支えてくださっています。
学校の草刈りや運動会、収穫祭や学校公開などの行事を一緒に作り足を運んでくださっています。
学校が地域の真ん中として愛され、子どもたちは地域の宝として見守られ、小さい規模であれ、とても恵まれた環境にあると実感しています。

伝統をつなぐ学校

地域の方を講師に迎えたお正月飾り”やす”作り。
学校HPより→やすづくり
この日のために、藁や松を用意してくださり、立派な飾りを作ることができました。
こうしてじっくりと伝統を受け継ぐ機会が得られるのも少人数ならでは。
ひとりひとり、やり方を覚えて、ゆくゆくは次の世代に継承できるようになれますように。

親の私は、高度成長期の東京で生まれ育ち、こうした藁細工をやる機会は全くなく、なんにもできないので、こうした機会がありがたくてたまりません。
てで縄をなう、おじさんはいとも簡単にするすると縄ができていくのに、私はまったく手が動かないもどかしさ。
しかし慣れてくると次第にしめ縄の形になるのが嬉しくて。
自らの手でなにかを作り出す喜びを、大人になってからも学校で子どもと一緒に学ばせていただいています。
大人も学べる地域の学校。
私自身も、日本の山村の伝統をつなぐ人になれるように、日々学ばせていただいています。

学校の玄関にも立派なお正月飾りが鎮座しました。
山の年神様にも来ていただけることでしょう。

来年度の山村留学も受け付けています。
見学、ご相談、随時受け付けています。

親子山村留学について

和合小学校ホームページ



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