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マタニティライフ小話①

こんにちは、かなりです。
今まで診察のことばっかりだったので、身体や心の変化についてお話ししていきます!

【つわりのこと】

今までの記事を読んでくださった方はお気づきかもしれませんが、私、一度もつわりに触れていないんです。
なぜかというと、単純につわりがほとんどなかったから!
母や祖母の過激なつわり体験を聞かされていたので、とても身構えていたのですが、吐いたり匂いに敏感になったり…ということがありませんでした。

強いて言うなら、食欲増し増しになったのと、食後の口の中が少し気持ち悪いかな?程度。
本当につわりは個人差があるのですね。
なさすぎると逆に本当にお腹の中に赤ちゃんがいるの?と不安になったりもしますが、贅沢な悩みなんだろうな、と思っています。

【心の変化】

妊娠すると、攻撃的になる・母性が芽生えるといった話は聞いたことがありますよね。
これに関しても、現在(妊娠10週0日)は特に攻撃的になった実感はなく今まで通り過ごしています。今後変化があるのかな?出来るだけおだやかに生きていきたいですね。

電車の中で泣きわめく赤ちゃんとお母さんに自分の未来を重ねて(がんばれ…!)と心の中で応援したり、クリニックに患者さんとして訪れる赤ちゃんを見るとふわ~っと暖かい気持ちになったりするようになりました。
これが母の実感…?そんなもんじゃないか。
なにはともあれ、子連れの方を意識して観察するようになったと思います。

【マタニティマーク】

電車内でマタニティマークを着けるかどうか、これはとても悩みました。
妊娠初期は、見た目は妊婦さんとわからないけれどつわりで辛い、という方も多いので、マタニティマークを着けることは大切、と言われています。
でも嫌がらせをされたとの体験談も多いので、周りの目が気になりますよね。

私も、マタニティマークを着けて座席前に立つと「席を譲れ」と主張しているようで、電車内が混雑しているときはマタニティマークを隠すようにしていました。
逆に座れた時は、「私が座っているのは正当なんです許してくださいっ」とアピールする気持ちでマタニティマークを敢えて見えるようにしています。

最近はマタニティマークを隠さないことも多いのですが、席を譲っていただいたほっこり体験はまだありません。。
みなさんマークをちらっと見てもすぐに眠ってしまいます。
朝早起きの通勤や、お仕事を終えての帰り道、疲れてるもんね!
わかるよ…!
私はつわりもほとんどないから良いけど、辛そうな妊婦さんを見かけたらぜひ勇気を出して譲ってあげてくださいね!
座って休めるだけで、身体は楽になると思います。

何が正解とかはないと思いますが、妊婦さんにだけでなく、助けが必要な人にみんなが優しくできる社会になると良いですね。

【助成金のこと】

不妊治療に関する制度は目まぐるしく変わっているので、中々情報を追うのが大変ですよね。
私自身、体外受精や顕微授精など高度生殖医療を行わないと助成金はもらえないと思っていました。

でも、不妊に関する検査やタイミング法の指導でも助成金がもらえるんです!!
詳細はこちらのサイトをご覧ください。

事業の概要
保険医療機関にて行った不妊検査及び一般不妊治療に要した費用(保険薬局における調剤を含みます。)について、5万円を上限に助成します。 
・助成回数は夫婦1組につき、1回に限ります。 
・保険医療機関とは、保険診療を行う病院・診療所です。 
・保険薬局とは、保険診療に基づいて医師の出す処方箋に従い調剤を行う薬局です。

東京都福祉保健局HPより引用

注意すべきなのは、妻の検査だけでなく、夫も検査を受けている必要があること。
私はぎりぎりに気づいて、急遽旦那さんに血液検査を受けてもらいました。婦人科でも案内してくれればいいのに…と思いつつ、このような制度に疎いのは医療者あるあるなんですかね…。
こういった情報は自分から集めていかないと!と実感したのでした。


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