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【本紹介】地方留学のすすめ

おはようございます。
カナリアコミュニケーションズです。

本日は、武政彰吾さんの著書、『よそ者でバカ者で若者の僕が地方留学で見つけた夢の叶え方』をご紹介します。

1.感想

本書は武政さんの人生をもとに、地方に移住することについて語られた一冊となっており、読み始めてから読み終わるまで、約2時間くらい止まらなかったです。

武政さんの興味深い人生から始まり、なんとなく興味はあるが自分が踏み出そうとは思えない、「海外放浪」「ノープランでの移住」「若い頃の地方での生活」といった経験談はとても魅力的でした。

私もそうですが、就職したら関東や関西の都会に住み、ビジネスマンとしてのスキルを磨きながら、人混みの中忙しい日々を送る。というのが一般的な社会人としての生活と思っています。

そんな中、企業に就職するのではなく、自分がやりたいことを探す旅から始め、仕事を辞めてノープランで地方移住するという思い切った決断をできる方は羨ましくもありました。

YouTubeと同じで、自分がやってみたいけどなかなかやれないことをまさに実践している武政さんの著書ですので、これを面白くないと感じる人はいないと思いました。

2.おすすめポイント

本書のおすすめポイントですが、本の内容よりも武政さんという方の本書から滲み出る人を巻き込める人柄と、魅力的な人生経験から書かれた著書というのがとてもおすすめできます。

本書の冒頭では、武政さんのその魅力的で興味深い人生経験、地方移住までの流れが描かれており、それを感じることができると思います。

そして、地方移住を通して、地元の人と深く広く関わりながら生計を建ててきたそのストーリーは、人間本気を出せばなんとかなるんだな、自分が面白いとただ思うことに挑戦してみるのも良いかもしれないと感じさせてくれます。

3.概要

目次
第1章 ふるさとコンプレックス
第2章 知り合いも仕事もお金も無い若者の挑戦と淡路島
第3章 攻めの地方留学
第4章 田舎の日常は学びの宝庫
第5章 地方創生のキーマンはあなた
第6章 今後の展望

本書の第1章と第2章では、武政さんがどのような環境で育ち、どのようなことがきっかけで淡路島に移住することになったのか、そして淡路島に移住してからどのようなことを行ってきたのか、その経緯が語られています。

第3章以降では、これまでの経験をもとに、武政さんが作り出した造語である「攻めの地方留学」をキーワードとしています。

その中で、「攻めの地方留学」とはそもそもどういうことなのか、自身の経験を通じて感じた都会から地方に移住して得られた気づきや学び、地方創生をするためにはどういった気持ちでどのような行動をしていくべきなのかが第5章まで語られています。

最後の第6章では、淡路島に移住してから約3年が経った武政さんが掲げる今後の展望が語られています。

大学生や社会人になるタイミングで都会に出ることが多い中、一度都会に出てから地方に戻るということにマイナスの印象を持ってしまう方が多いと思いますが、そこには大きなメリットと人生における可能性が眠っていることに気付かされる一冊となっております。

ただなんとなく大学生活や社会人生活を送り、自分が何をしたいのかが見つからない日々を過ごしている方にはぜひ読んでいただきたい一冊となっております。

ぜひご一読ください!

それでは。


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