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執拗な捜索癖で推しを増やすこと[ラジオから知るアーティスト]

若い時分はテレビでみんなで時代を代表する曲を共有していたが、今は音楽を発表する場が多様に存在するためか、初めましての曲が多く、そのまま聞き流してしまう事もある。
そして若いときのように追いかけたりということは少なくなり、昔から好きなアーティストや歌をガムのようにもしくはスルメのように聴き齧る日々であった。

インディーズ時代から推している秦さん


最近通勤にも旅行にも車でラジオを聴くことが多くなった。パーソナリティが誰でもない誰かに向かって他愛もない話をするのがいいなと思ったからで、朗読にハマっていたころを思い出す(これはまた別の話で)。

合間にパーソナリティが流す音楽は大体が曲名を先に読んで流してしまうから、聴いて良い曲!と思っても曲目がもうわからないなんて事も多い(最後にも曲名を言って欲しい)。そんなときiPhoneのなかに初期装備されているShazamというアプリに助けられいる。これをタップして音楽を聴かせると大体の曲は検索に引っかかるので、これで何組かのアーティストをスルメした。

藤井風さんもデビュー直後にラジオで知る

今日、お昼車のエンジンをかけたら、おしゃれで気だるい曲がラジオから流れてきた。
結構いいじゃんと思い、即Shazamを起動させたが、一向にヒットしない。これはまだ有名な方ではないのかしらと思いつつ、そのラジオ番組の見逃し配信はないかradikoを漁る。が、局がそもそもない。radikoにないことが判明すると、今度はラジオ局のホームページを検索する。


ここまででも結構な執念だと思う。しかし一瞬聞いただけの曲にそれだけの力があったし、わたしも結構しぶとい。


この後が問題で、ホームページを見ても見逃し配信に関する記載はなかった。
番組表の時間表記でやっと番組名を知ったわたしは、今度はTwitterを開いて#番組名で検索してタイムラインを遡る、、、と、パーソナリティの投稿の#アップカミングアーティストの名前を見つけ、試しにYouTubeで検索する。
最新曲をタップすると、さっきの曲が聴こえてきた。やっと見つけたという達成感と、やはりいいなという気持ち。

彼は4naさんというらしい(シナさんか、シーナさんか、シイナさんか、、、)。

疾走感と少しの気だるさ、カジュアルでおしゃれな感じ。歌詞はこの後聴き込んでわかるから、曲の雰囲気を楽しみながら帰路に着いた。

こうやって出会った曲は売れてるから、とか有名なアーティストだから、と言った肩書きに近い何かを取り去って、一心に好きだと感じられる気がする。
わたし自身ゲームやアニメの音楽は自分から聴くことはほぼないが、ラジオでいいなと思った曲はYouTubeで調べて聴きまくっている。その果てに、え、アニメ音楽だったの!?ということもザラである(し、だからといってなに?という感じとするが)。

※この曲もラジオで聴いて気になって、アニメの主題歌というのも後々に知る。

素敵なアーティストを探すのが大好きだ。
それもアートも音楽も関係なく、キラッと光るなにかを持ち合わせた人と出会ったら、「支援したい、、、!」(人はこれをママ活、パパ活と言いそうで、わたしにもその才能がありそうだ)と思うが、時勢柄ライブにも行けず、作品もたくさん買う財力がないからひたすらに布教をする癖がついた。

支援したくて広めたくてたまらないわたしの癖についてでした。

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