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「子どもだから」では済まないこと(辛口)

正月早々、
今日は一日中、子供の言動に喝を入れなきゃと思うことがいろいろあり、
いざこざ続きでした。

自分の感じたことをそのまま口に出す小2息子。
神社の札所で一緒に行った友達がご利益があるように、またおじいちゃんたちにも買って行ってあげようなど話しながらお守りを選んでるところで、
「思ったよりいいのないな」
とばかにするような発言。

「他の人がそれを聞いてどういう気持ちなるか、よく考えなさい。人の願いをばかにしてると痛い目にあうよ」
とキツく言ってしまう。
ぐずぐずいいながらだまる息子。
まわりも困惑。

結局引っ込みがつかなくなり、
自分のお年玉からお守りを買ってその場を去った。

食べ物についてもそう。
たかが食べ物の大きさ、と思うかもしれないけど、「自分が1番多くほしい」をストレートに主張する。
そう思うのは子どもの欲望に忠実なことで仕方ないところもあるけど、
それによって「他の人はどうでもいい」メッセージを伝えていることになる。

同じように
「それを自分が言われたらどんな気持ち?うれしい?」
と言う。
「うれしくない…」
と息子。
わかってはいるんだよね…でもできない。
そんな繰り返し。

「他の人を嫌な気持ちにさせてまで自分が1番、というのはどうだろう。
それをくりかえしてたら、
まるこめはそういう人だと印象づけられて、
楽しい場所にも呼ばれなくなるよ。
まずは相手が先。自分はあと。」
と話して
「わかった…」と下を向いて泣く。

私もなんだか胸がつっかえる。
こういう場面は今日だけじゃない。
同じようなやりとりをしている。
ならば私も事が再発してからいうのではなく、普段から「こうするといいな」ということを伝えておかなくてはならないんだと思う。
なのに喉元過ぎれば…で忘れてしまい、
再発すると「〇〇したら〇〇な気持ちになるよね」とネガ気味の言い方になってしまう。

息子の性質は、
親の習慣の裏返しだ。
「子どもだから(仕方ない)」では済まないことをしてしまう種が、私たちの暮らしの中にあるのかもしれない。

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