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いいことのチャンスはいっぱいあるんだよ。いいことを想像したら、いいことになるの。
7才の息子に、とあるきっかけで人生相談をしたら、
予想外に人生相談コーナーの回答者のような
いい言葉をたくさんくれてびっくりしました。
私は7才(小1)の息子と2人で暮らしています。
息子が赤ちゃんの頃から「まるこめ」とニックネームにしていたら、
本人も「自分はまるこめだ!」と思っているようなので、
以下、まるこめと書きます。
「〇〇さんにキツイ言い方してしまって嫌な思いさせたかも……」
「なんであの場面で許容できなかったんだろう……」
「仕事がなかなか捗らないなぁ……」
「決めたことが続かないよ~~~」
などなど、自分のことをどんどん嫌いになってしまいがちな日のこと。
「どうせ子供に話してもしかたないけどさ…」
と思いながらも、まるこめに何気なく聞いてみました。
「ねえねえ、まるこめは、自分のこと好き?」
まるこめは即答しました。
「そりゃぁすきだよ。あきらかに。だれだってそうでしょ。」
え、そうだったの……?!
「あきらかに」「だれだって」「自分のことが好き」なの?!
そして、こう続けます。
「だってやりたいことなんでもできるし。
まるこめはね、やりたくないことなんてないんだよ。」
なんと。
「やりたくないことなんてない」
という割り切り方があるのか……!
いや、割り切ってるわけじゃなくて、
心からそう思っている様子。
「ママはね、最近、自分のことがあんまり好きじゃないんだよ。
まるこめに怒りすぎちゃったりさ、
〇〇さんを傷つけるような言い方しちゃったり、
仕事が思うようにいかなくて時間かかりすぎちゃったり…」
と、素直にまるこめにぶつけてみました。
さて、どんな回答がくるのか。
「ママ。いいことのチャンスはいっぱいあるんだよ。
がんばっていいことをしたら、
わるいことは、心の中からぽーんって、とんでいっちゃうんだよ。」
本質論きたーーー
「でもね、なかなかいいことができてないから、こまってるんだよ。」
というと、
「そういうときはね、想像するの。
いいことを想像したら、いいことになるの。
こうなったらいいな~とか、
たくさんしごとしてお金もらえる~とか、
ねがいごとができるところを想像するの。
心の中にかいておくの。」
めっちゃいいこと言うじゃないですか……
書き留めておこうと思って紙のノートにあわてて書いたら、
まるこめも書いてくれたのが写真のノート。
なるほど。
それがどんな内容であっても、まるこめとって大事なのは、
「いいことを数える、想像すること。
自分をすきでいること。」
子どもだから、大人の話をしても仕方ないよね、と
話してこなかった内面的な話を思い切ってしてみたら、
予想の斜め上を超えてしっかりした想いをぶつけてくるので、
はっとしました。
もう一つ聞いてみました。
「うん。わかった。いいことを想像してみるね。
でも、〇〇さんにキツイことを言って嫌な思いをさせたかもしれないの。
出してしまった言葉は、取り戻せないんだよね。」
というと、
「それは、今度、〇〇さんに、いいことをしてあげるの。
いいことをすれば、悪いことは、どっかにいなくなっちゃうからね。」
なるほどなるほど。
布団にもぐりながら子供と布団トークして、
たくさん学んだ夜。
この日の言葉、気持ちは覚えていたいなと思いました。
「子どもだから話しても仕方ない」
から、リスペクトに変わった日。
私がまるこめの言葉をノートに書いて喜んでいたら、
まるこめも得意げににこにこして眠りにつきました。
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