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不動産投資の新しい常識

これは私の偏見かもしれない。
コロナだけによる理由ではなく、新しい世代による新しい価値の常識により価値のすべてが根底から変わろうとしている。
立地や構造ではない。それはクリーンな”人”である。

安かれ悪かれでの急速に経済成長した昭和初期からバブルを経て、日本のすべてにおける”質”は格段に向上した。
建物における”質”も同様に冬には寒い隙間風が通る掘っ立て小屋から冬でも暑いくらいの高断熱の家に生まれ変わっている。

ミルクの次はチーズ

人は満たされそうになると新しい欲求が生まれる動物だ。
すべての建物が高断熱の家になるわけではなく、隙間風が通っても
”おしゃれな家”も人気なのだ。
より高断熱で生活がしやすい家のほうが低価格であるにもかかわらず。

東京で安くて駅近くで

こういったニーズが消えることはないがとても薄れている感じがする。
いうなれば

いくら、どこ ではなく、 誰から、誰と 

になってきている。

現代の若者は

SDGsについて学んでいる。
手元にスマホがあり、適正な価格に認識がある。
コロナにより徹底的な除菌がなされている。

つまり、
きれいであり、安くて良いのは当たり前
提供側の社会的概念が重要
になっている。違う言い方をすると少々安かろうとブラック企業の商材には見向きもしなくなる。
人間付き合いにおいても、クリーンを好む若者はネガティブな発言をする人間にはからわからないようにフェードアウトする。
コロナにより浄化された彼らは心の汚染も嫌う。

不動産投資において、実はナーバスな問題であると思っている。
つまり、所有者における”質”も重要な要素の一つであるため、
自身を正しく露出していく必要がある。
他入居者の情報もより慎重に選ぶはずなので、逆にどんな人を入居させていくかもより一層需要になる。
これらは現段階で測ることができない尺度であり、不動産投資の難易度を高める。

他方、これを味方につけられる場合は非常に有効になりうる。
辺鄙な場所の物件も技術やデザインで美しく改装し、クリーンな所有者であり続け、クリーンな入居者を入れ続けることができれば大きなリターンも期待できる。
これは間違いなく、新しい投資手法であると私は確信した。


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