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かかとだけを使うな! わかるnote ランニング編②

趣味でランニングをしているおじさんです。

母国語って誰かに習いましたか?誰かから習得した技術ではないはずです。
箸の使い方は習いましたが、食べることそのものは自ずと。
では、歩くことや走ることはどうでしょう。
一度、走り方について考えてみませんか?

踵から接地して走る動物は存在しない

体育館シューズを忘れて、体育館に素足で入ったことがあります。その時、私は走ると、踵(かかと)が痛かった記憶があります。
では、動物は走るときに踵の痛みを我慢して走っているのでしょうか?

答えはNoです。

そもそもそんな痛みなんてありません。踵から接地する走り方をしないからです。
実を言うと、走り方を習っていない現代人だけが特殊なのです。
動物は音を立てることを基本的に嫌がります。音が死に直結することを知っています。音を立てることで他者に発見されてしまうことは、動物を食べる側にしても食べられる側にしてもデメリットでしかないです。

ネコを思い出してください。歩いているとき「抜き足、差し足、忍び足」な感じがしませんか?歩行する動物は基本的につま先から接地しています。
足音がしないのは、こうした接地での衝撃を多くの関節で吸収しているためです。走るときも同様で、基本的に動物はリスクを考えると踵で接地できないのです。

靴がもたらした長所と短所

靴を履いて生活する動物は人以外にいません。人は素足の皮膚を保護するために、素足を覆うことを始めます。草履やわらじ、下駄で皮膚が直接地面に触れることが無くなり、長時間歩き続けることができるようになりました。これが靴へと進化し、踵部にゴムが付いたため、踵から接地しても痛みをあまり感じなくなりました。また、膝を伸ばしたまま、踵を接地する歩き方だと歩幅が稼げるため、スピードが上がります。他方、靴が進化し、踵に衝撃吸収体が入ったスニーカーの登場で踵の痛みはほぼなくなりました。走り方を習わない多くの人が、この踵接地の歩き方を高速にした状態を走り方と認識しています。衝撃は意識しなくなっただけで体へ伝わっています。この衝撃は膝へとじんわり伝わり、痛みの原因になっていくようです。

長所 : 踵をついても痛くなくなった
短所 : 膝を痛めやすくさせてしまった

足の裏全体を使う→ディフェンス

先につま先接地で走ることをトレーニングされていない方はやめてください。肉離れ等の大怪我をします。
殆どのスポーツはオフェンスとディフェンスが対であり、双方のバランスで結果が出ます。ランニングでこれを言うなら、
オフェンス : スピードアップ
ディフェンス : 体を守る、怪我防止
と思っています。ではディフェンスのためにビギナーがすべきことはフォーム改善です。
まずは体の前に足を出すことを一度やめてみましょう。足を前に出さずとも、足を後ろに蹴ることで十分前に進めます。接地する場所はおヘソの真下辺りで、ほんの気持ち程度、膝を曲げます。そうすると踵から接地できないはずです。


膝を伸ばしたまま、片足を体の前に一歩出す動き方は、前足が突っ張り棒的な役割を果たすことで、ブレーキ効果を生み、衝撃に変わってしまいます。自身のおヘソから真下へ壁を作ることをイメージできれば、これより前に足を出さないことで、衝撃を抑制できます。体を前に進ませるためには、足を後ろへ蹴ることで進ませます。上半身の傾斜でスピードをコントロールします。スピードを上げたいときは背筋を張ったまま上半身を前へ、落としたいときは傾斜を戻せば調整できます。
これに慣れて、体力もついてきたら、体の前に脚を出すことも良いと思います。その際は、膝を曲げ、足の裏を地面と平行にすれば、衝撃は緩和されているはずです。



ランニングの目的は健康

この目的を忘れないでください。まずは怪我予防です。

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