余計なお世話

私の車を購入したのはADDressホッパーのYUUKIくん。

彼はそもそも軽バンを探していた。
理由はホッピングだけでなく、車中泊もしてみたい、出来得る限り維持費は安く抑えたいとのこと。
自動車を貨物登録したら維持費が抑えられる話をすると興味を示したため、
私が貨物登録までお付き合いすることを前提に契約となった。
陸運局へ行った後、ADDressの家に行くというので同席させてもらった。
到着すると、ここはゲストハウス併設の家で、
2部屋をADDressに借り上げしてもらっているらしい。
稼働率はよくわからないが、ここに会員が来れば
ADDressは追加支払いなく会員に部屋を提供できることを理解した。

ADDressの会員は44000円を月々支払う。
私の場合、フル稼働すると、1部屋当たり、これより多くもらうことになる。
これだとADDressの経営継続が不能になることを指し、私の実入りが無くなることを同時に指すことになる。
小学生でも計算できるだろう。

ただし、こうした借り上げした部屋の稼働率を上げればADDressの持ち出しは減り、
キャッシュフローを傷めない。
であれば、こうした地方拠点に

人を呼ぶ何らかの方法を用意せねばならない

と考える。
まだ、自身のシェアハウスが稼働していないのに妄想が続く。
私はADDressの2部屋ではなく、6ベッドのドミトリーに泊まった。
平日ではあったが私一人だった。

このままでいいのか?

確かにADDressが稼働してくれれば私は潤うはずだ。
このゲストハウスが潤わなければADDressに風評被害がつきかねない。
それは回りまわって、私に襲いかかってくると推察する。

ならば、ADDress会員だけでなく、その他の顧客も呼ぶ方法を考えなくてはならないのではないか?

余計なお世話が止まらない。


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