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【入学式】意思をもつ人生

入学式。先生として迎える日が来るとは。

デザインの専門学校、18歳がほとんどの生徒さん。

顔つきはまだまだ幼い。この前まで高校生で先生の言うことを聞いておけば、物事は進んだし、聞かなくても、根気強く導いてくれる。

そんな環境からいきなり自主性を重んじる専門学生、大学生へのステップはけっこうな高低差なんじゃないかなぁと自分の経験も含め思う。

基本的には聞かなければ答えないし、授業にこなければ単位がもらえない。声をかける時もあるけれど、自分自身で「選択」することがとっても増える。日常の小さい選択から大きい選択まで。

いろんな顔つきの生徒さんがいた。出口はデザイナーやデザインに関わることでなくてもいい。意思をもって、今、一番いいと思える選択をできる人生をつくってほしいなと思った。間違っても、方向転換してもいい。今、この方向だと思える方を向くこと、進むこと。

そのために私ができることはこれまで歩んだ人生や経験を、時代や環境がちがう彼ら、彼女らに具体性をもって接することかなと思う。

実体験に基づく解決策が一番説得力や納得を得られる気がするから。

頭と心を整理して、明日から挑もう。教育だってサービス業。


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