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ストックホルムから乗り換え

栞さん投稿。

皆様、夢って見ますか?深夜、明け方、どの時間帯に見ます?
栞は夢っていうか目覚めの瞬間に言葉が脳裏に浮かぶ事が有りまして
最近の目覚めでは何故か起きた瞬間「人質」って浮かんで来てね。
なんでだろう。

わからないので思い付きでネット色々探索してみる事に。
調べてみると「人質」に関連する気になる匂うキーワードがありました。
それは「ストックホルム症候群」ってもの。

犯罪被害者が生存戦略として犯人との間に心理的なつながりを築く現象があるっていうの。

ストックホルム症候群という言葉を生んだ米国の精神科医で、最近米国で発覚した女性3人監禁事件ではアリエル・カストロ(Ariel Castro)被告(53)の裁判で証言も行ったフランク・オッシュバーグ(Frank Ochberg)氏によれば、ストックホルム症候群には3つの要素がある。第1に人質の側に、人質をとっている人物に対する愛着や、時には愛情さえもが生まれる。第2に今度はそれに報いる形で、人質をとっている側が反対に人質を気遣うようになる。第3に両者がそろって「外界」に対する軽蔑を抱くようになる。通常、事件は突然起こり、人質は頭で考えるのではなく感覚的に「自分たちは死ぬのだ」と思うところまで恐怖を抱く。「(捕えられた)非常に初期の段階で人質は、話す、動く、トイレを使う、食べるといった自分たちの『能力』を否定される。それからまた、そうした『命の贈り物』を与えられる。するとそれを受け取る際に、幼児のときに母親の近くにいたときのような感覚を抱く」のだという。

一方で1998年のオーストリア少女監禁事件の被害者ナターシャ・カンプッシュ (Natascha_Kampusch) は、2010年の『ガーディアン』のインタビューで次のように。

「被害者に、ストックホルム症候群という病名をつけることには反対する。これは病気ではなく、特殊な状況に陥ったときの合理的な判断に由来する状態である。自分を誘拐した犯人の主張に自分を適合させるのは、むしろ当然である。共感を示し、コミュニケーションをとって犯罪行為に正当性を見い出そうとするのは病気ではなく、生き残るための当然の戦略である。」


この問題って、精神科医が介在して改めて客観的に事件の分析をしなければ解けない不可解事だと思ってハッとしたわ。

似ている?例え話も浮かんできちゃった。能力開発自己啓発系の本だったかしら。ノミのジャンプやサーカスの象のお話。ノミをしばらくコップに閉じ込めるとコップから出した時ほんとなら2メートル位簡単にジャンプ出来るはずなのに、そのコップの高さでしか飛べなくなるそうよ。象もしばらく杭に繋がれた鎖で拘束した後は杭がなくても鎖だけ繋いでおけば鎖の長さの範囲でしか動かない、つまり自分の能力を奪う環境や習慣を越えろっていう教訓のお話。

自己啓発本著者の皆さん、盲点があるのよ。
上↑語る前にまず生活の土壌がフリーではないじゃない。社会という枠がしっかり出来上がってるし、その中で生きていかなければ生活できないって感じで。自分はストックホルムの銀行で生きてないか自問してみてっていうお知らせだったのかしら。今朝の言葉のひらめきは。私達って監禁されてないよね?

ストックホルム症候群は被監禁者の立場から生じるものだけど、監禁者の立場から生じるリマ症候群っていうのもあるそうよ。


ストックホルム症候群と同様の状況下で、監禁者が被監禁者に対して同情的な態度をとるようになる現象が提示されており、「リマ症候群」と呼ばれている。監禁者が考えを改めたり、被害者に対して共感を覚えることもあるとされる。リマ症候群は、1996年から1997年にかけてペルーのリマにおいて発生した在ペルー日本大使公邸占拠事件にちなんで命名された。このとき武装した一団は、各国の駐ペルー特命全権大使、日本企業のペルー駐在員ら約600人を人質にした。しかし監禁者の一団は人質に同情し、数時間以内に200人以上の人質を解放した。

人間ってほんと字のごとく、人間関係のあいだで揺らぐ生き物で、単体では生存できないし、個人の能力開発も社会システムという制限の中のお話よね。
ネットで興味深い情報見つけたわ。ダメ男くんにハマりやすい女子はストックホルム症候群の可能性あるんだって。

女子の皆様、ちょっとお時間あったら読んでみて。
ダメ男くんは選びたくないよね。もし、怖い目にあってる女の子居たら勇気を出してそこから逃げて!とりあえず離れるんだよ。ダメ男くんにリマっていう名前がついてることはナッシングだよ、きっと。m子ちゃんのダーリン、本名リマだといいね、希望的観測にはならないかな。

最後、脱線しちゃったけど幸福駅が終点なら許してくれる?







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