アートディレクターを育てられるか

おはようございます。
noteを1年ぶりに再開したいと思うきっかけになった昨日の出来事です。

私には現在数人のアートディレクターを育てるという仕事があります。
誰かに言われた仕事ではなく、自らで年齢経験から「次の人材を育てないといけない」と感じて始めてきたことです。

育てている人は、違う拠点の人間のため普段は近くで教えたりが出来ませんが、電話でのやりとりをほぼ毎日続けて丸4年ほどになりました。
その人は現在はデザイナー職で、この後自分のキャリアをどう固めていくのが大事な部分になっているタイミングです。

同じくらいのタイミングで私は、現在のアートディレクターの仕事(電通に入社)をしました。

デザイナーを続けるか、続けたいか。
アートディレクターをやってみるか。やりきれるか。

その人の次の仕事をどうゆうスタンスで取り組んでもらうかについて、別のマネージャーメンバーやカメラマンと話していた時に、
私は普段よりもかなり熱く語っていたように感じました。鏡のようにパソコン画面に映る自分の顔を見た時に、ああ私は今真剣に1人のアートディレクターになるかもしれない人のことについて話をしている、望まれているかもわからないのに。話をしながら頭の中で自分が一人歩きをしていないか、考えながら話していました。

打ち合わせ後、当の本人に新しいプロジェクトをイチからアートディレクターとして設計から撮影ディレクションまでやってみないかと、メールすると、やりたいと即答で帰ってきました。

以前にも規模は小さいですが、撮影ディレクションの仕事を任せてみた時の「楽しい」という経験が忘れられなかったそうです。

アートディレクションの仕事を楽しいと言ってくれたその人を、私はもう少しサポートしていけるように努力しようと思いました。

これは私の大きな課題です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?