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失敗を続けた男が編み出した失敗しないスパイスカレーの作り方

こんにちは。ソロキャンプに行きたいのに行けずやきもきしている独身工房です。

みなさん、カレーは作りますか?作りますよね、全人類。カレーはどの季節に食べても美味しい、もはや日本人のソウルフードといっても過言ではないでしょう。最近特に注目を集めているのが「スパイスカレー」。ルーを使わず、カレー粉(スパイス)で作るカレーです。スパイスから作るって、なんだか本格的で憧れちゃいますよね。

ただ、お家カレーと同じように作ると「匂いだけカレー」な、水っぽくて不味いカレーになってしまいますし、小麦粉などを入れてルーを作ると、「じゃあカレールーを買えばいいじゃないか」と、せっかくのスパイスカレーが台無しになってしまいます。動画や本で見た通りに作っているのに、ぜんぜんおいしくならない。僕も幾度となくチャレンジしたのですが、どうもうまくいかなくて。特別な技術が必要なのかもしれないと思い、これまでスパイスカレーから距離をとっていました。

しかし!今回、超絶美味しく作れました!
特別なスキルもいらない、特別なスパイスもいらない。僕のような素人でも確実に美味しく作る方法を見つけたので、書きたいと思います。ちなみに、その動画も撮影したので、文字を読むのが面倒な方は動画をご覧ください。「動画を見るなんて死んでも嫌だねー!!!」な大和田さんは、そのまま読み進めてくださいませ。

材料の紹介

鶏もも肉……好きなだけ
玉ねぎ……1/2個
にんにく……1片
しょうが……大さじ1くらい
トマト缶……1/2缶(ホールよりカットが良き)
S&Bのカレー粉……ティースプーン山盛り2杯
クミン……ティースプーン1杯
ガラムマサラ……ティースプーン1杯
チリパウダー……ティースプーン1杯(辛いのが好きな方はたっぷり)
ローリエ……1枚
白だし……小さじ1くらい
油……大さじ1くらい
塩……2つまみくらい
お湯……コップ1杯くらい(適量を調整してください)

【ポイント】
S&Bのカレー粉は基本的なスパイスがすでにバランスよく配合されています。専門的なスパイスをイチからそろえなくてもこれ1つでOK!少しパンチを効かすために、クミンやガラムマサラ、コリアンダーなどは買い足してもいいかも。これも、スーパーにいけば小瓶で100〜200円くらいで買えますよ!
※1〜1.5人前くらいの分量です(あくまで目安)

作る手順

まずは素材の下ごしらえ。玉ねぎはみじん切り。でも、細かくする必要はありません。サイコロ状の粗みじんでも全然OK!どうせドロドロになりますからね。にんにくも粗みじん。面倒な方はチューブでもOKだと思いますが、油に入れた瞬間にパチパチ飛んでくるので気をつけてくださいね。

さて、次は手順をざっくりと。

(1)フライパンに油をいれて軽く温める。
(2)クミンを入れて、シュワシュワと。香りを出します。
(3)続いてニンニクとショウガ。焦げないように弱火〜中火で軽く炒めます。
(4)玉ねぎを投入して塩をひとつまみ。飴色になるまで炒めます。
(5)トマト缶を投入。水分を飛ばすようにじっくり炒めます。
(6)S&Bのカレー粉、ガラムマサラ、チリパウダーを入れて炒めます。
(7)鶏肉を入れて、全体を絡めるように混ぜます。この時点で汁気はないです。
(8)お湯(熱湯じゃなくてOK)を肉が浸るくらいまで入れます。
(9)塩、白だし、ローリエを投入。
(10)肉に火が通るまで煮込んで(15〜20分くらい)完成です。

【ポイント】
スパイスを入れると、途端に焦げやすくなるので火を強くしすぎないように!基本的には弱火〜中火で調整しながら作りましょう。煮込む際も、短時間ではありますが汁気が少ない分焦げやすいので、適宜、フライパンの底からひっくり返すように混ぜてあげてください。

美味しく作るコツは水分

これ、今回作って確信しました。味が物足りない、薄い、シャビシャビになる…この悩みの根本は「水分」でした。家カレーと同じ要領で「トマトの水分もスープの一部」なんて感覚で作るから、汁多めの味が薄いシャビシャビカレーになってしまうのでした。そして、味をつけるために砂糖やら醤油やらをドバドバ足して収集つかなくなっていく…と。。。

まず、トマト缶(あるいはトマト)の水気は、徹底的に蒸発するまで炒める!これに尽きます。といっても、やりすぎたら焦げてしまいますから、全体が“もったり”“ねっとり”するような、ペースト状になるまで丁寧に炒めることが大事です。

そして、のちに加える水分量。これも大事です。
例えば、S&Bの赤缶をティースプーン山盛り2杯、トマト缶1/2缶、玉ねぎ(大)1/2個で作れるのは1〜1.5人前。加える水の量はせいぜい350ml〜450mlくらいだと思います。
家カレーのような「具が浮かぶトロトロのカレーソース」のようなイメージでカレーを作ると、味の薄いシャビシャビカレーとして失敗します。「カレーのペーストが肉にまとわりついている」そんな意識で作ると、過剰な水分を防ぐことができそうです!

飴色玉ねぎを効率良く作る

ぶっちゃけ、家カレーなら飴色玉ねぎなんて作らなくても良いと思っている派です。でも、カレー粉(スパイス)で作るカレーの場合は、玉ねぎ自身が味付けの要となり、ソースになります。なので、香り、甘み、苦味をもつ飴色玉ねぎは作っておきたいところ。

弱火〜中火で延々と炒め続けるのもアリですが、それだと途方もなく時間がかかります。僕はそんなに待てないので、一気に作ります。

この時だけ、火は強めの中火か強火にします。
玉ねぎ全体に油を回すように炒めたら、平らにならして放置。
水分が出やすくなるので、塩を軽く振るのがオススメです。
蓋をして1分くらい(火力による)放置。
蓋を開けて、ザックリと混ぜて、また平らにして1分放置。

これを何度も繰り返します。焦げ付きが不安だったら、30秒ごとでもいいですし、フライパンの温度が上がりすぎてヤバイ!と思ったら、適宜少量(大さじ1〜2くらい)の水を加えて温度を下げつつ、繰り返しても良いと思います。こうすることで、普通に作るよりスピーディーに飴色玉ねぎを作れると思います(10分くらいかな)。

最後に

いかがでしたか?僕は料理のプロでもなく、一般人のなかでも「料理下手」側の人間なので、間違っていることも多いかもしれません。料理好きな方やプロの方は言いたいこと山ほどでてくると思いますが、ご容赦くださいませ!

最後まで読んでくれてありがとうございます。暇だったら動画も見てくださいね!

おしまい

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