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オーストラリアで入院&手術 -帰室から消灯まで-

前回はオペが終わり、病室に戻ったところでした。


早速バイタルチェックをされましたが麻酔が完全に覚めてるわけではなく、まだ頭がポワポワしてました。


「大丈夫そうだよ。ごめんね、オペ後は何度も確認しないといけないからまた何回か測りに来るね」と申し訳なさそうに言われました。


また「トイレ行きたくなったら絶対に一人で行かないで、必ず呼んでね」


理由は言われなくても、わかってますよー!私も整形外科にいた時に、めっちゃ言ってました。


転倒されちゃ大変ですもんねぇー。


ナースが出てって、すぐウトウト。でもまたすぐにバイタルチェック。


ちなみに体温は耳ではなく、おでこで測る。今は何が一般的なんですかね?個人的におでこのは、外気や太陽光にかなり影響されるからあまり信頼出来ないと思ってます。


血圧が低いから心配されてましたが、私もともと低いんですね。110あったら高い方、120いったら高血圧な感じです。

それ言ったら安心してました。

ここでナースからビックリ発言。


「お腹すいたでしょう?サンドイッチとか持ってくるね」

ん?????

お腹なんてまーったく空いてない!
というか、まだまだ眠いんですけど!!


でも、これから減るのか?
もらっておいたほうがいいのか?
断るのも面倒だな

と思い、とりあえず頂くことに。


そして本当にきた。
病棟に帰ってまだ1時間も経ってません(笑)

サンドイッチ、ゼリー、オレンジジュース。

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そしてそれと一緒にメニュー表ももらいました。

オーストラリアの病院では、公立でも私立でも食事を選べるようになってます。


夕食食べれるかな?と思いながらメニューを見たら、その時点でもともとない食欲がだだ下がり。


メニューはこんな感じ。

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いきなりの普通のごはん。しかも洋食…オーストラリアだから当たり前か。

日本だったらお粥だよなー。海苔の佃煮か、鯛味噌でもいいなぁ。


と思ってもそんなもんはない涙


食べられそう、と感じたスープと果物、ジュースだけにしました。


先に頂いたサンドイッチやらは、まだ手つかずだったのでこれを夕食にしてもいいかなと思ってました。


で、来たのがこれ↓

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ずっと寝てたので、喉がカラカラ。早速ジュースを飲んだら、まぁ味が濃く感じること!!


全味蕾が全力で味を認知してます!っていうくらい、舌の隅々で味を感じました。


かぼちゃのスープはとても美味しかったです。

そして果物がバナナでガッカリ。苺とかキウイとみずみずしいのを期待してたのに。

アイスにすりゃよかった。。

ゼリーも美味しく食べました。でもやっぱりサンドイッチを食べる気にはならず。


オペ後に固形物って食べたい人いるのか?


食事が済むと、担当ナースがまた来ました。


「まだトイレ行きたくない?」


離床させたいよねー。尿確認したいよねー。

わかります。


私もそろそろ動いてみようかと思ってたので、一緒に行くことにしました。この時まだ弾ストと転倒予防靴下を履いてました。

日本ならスリッパか靴を履くとこが、オーストラリアでは靴下でトイレ行くんだよねー。

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脳内ではドヒャー!だけど体が怠すぎなので、もうどうでも良い!


立ち上がるとやっぱりまだ麻酔が抜けてなくて、フラフラしました。


一人で歩けるけど、船の上を歩いてるようなグラグラした感覚です。


トイレに着いたらナースは「終わったら呼んでね」と出て行き、用をたしてみることに。


少しだけでしたが、尿も出て安心。


ナースコールを押して、フラフラしながらベッドに戻りました。


19時くらいになると、かなり意識がはっきりしてきました。


近くの病室はお見舞い客がいるようで、楽しそうにおしゃべりしてました。

手術前は患者さん以外は入っちゃいけないと言われてましたが、オペ後はお見舞いの人(2回接種してれば)は来てOKだそうです。


うちのアレックスはアデレードから少し離れた友達宅に泊まる予定だったし、私も術後どんな状態かわからなかったので結局誰も面会なし涙


少しすると食器がカチャカチャする音が近づいてきたので、これはもしや!と思ってたら…


やっぱり来た!


サパー!

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Supperとは夕食後のおやつみたいなもんですかね?


コーヒーor紅茶orミロを選んで、クッキーなどがつきます。


私は甘いものが飲みたかったので、ミロを頼んだらチーズとクラッカーと一緒に来ました。


胆嚢取った初日にチーズとか良いのかな?


と思いつつ、食い意地貼ってる私は食べる。

意思が弱いヤツ涙


麻酔が切れたので、いよいよ本格的に術後の痛みが出てきます。


もともと出された痛み止めだけでは足りず、消灯前に追加をお願いしました。


21時を過ぎ消灯。


ちなみにベッドにはリモコンがなくて、ベッド柵に直についてました。
柵の外側にもボタンがあり、ナースも操作しやすい仕様。ちなみに患者さんに触ってもらいたくないときは、外側からロック機能がかけられるようになってました。

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暗くなったらこんな感じにボタンが光るー。

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だから暗くても操作が簡単。


ナースコールも同様に光ってました。
しかもライトがついてるので、とってもありがたいですね。

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こうしてオペ後の夜は更けていくのでした。

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