見出し画像

SNSコミュニケーションで、本当の課題解決に近づこう。ものづくりと社会をつなぐCampの挑戦

はじめまして。Camp Inc.で、サイト制作などのPM(プロジェクトマネジメント)や企業SNSの運用など担当している、ディレクターの金田と申します。

今回のnoteのテーマは、タイトルの通り「SNSコミュニケーション」の話なのですが、初登場ということで、わたしの「ものづくりへの偏愛」の話を交えつつ、まずは自己紹介を少々。

わたしはCampに入社するまで、デジタルファブリケーションのマシンオペレーターやスタジオサービス事業の管理、器を中心としたライフスタイルブランドのスタッフ、ネットショップ作成サービスの広報などの仕事をしてきました。

「職業が定まらない人」と言われることも多いのですが、大学卒業後から履歴書の志望動機は一貫して「いいものづくりをたくさんの方に知ってほしい」と書き続けています。(Campでは履歴書渡してないけど……)

そして、面接などお仕事について話す機会では、「もの」や「ものづくり」への愛を語り、幸運なことに共感いただいた企業さんに採用いただいたり、共鳴する人々とつながり、一緒にお仕事をさせてもらったり……。「ものづくり」に結ばれるご縁に生かされてきました。

画像1

わたしの「ものづくり」の定義は、その人の持つ価値観や人格、想いを何かに落とし込むこと。それは工芸品やプロダクト、作品に限らず、料理やスイーツ、酒造りなど、かたちは問わないと思っています。

そこには、つくり手と彼らが手掛けた「もの」のストーリーがあり、わたしはその話を聞くことがとても好きです。

わたしは以前、3Dプリンターやレーザーカッターなどのマシンオペレーターをしていたとき、たくさんの「つくりたい」という思いをもつ人との出会いがありました。

そのとき、つくりたい人から「どんなものがつくりたいのか」はもちろん、「なぜそれをつくるのか」といったお話を聞き、実際につくる姿をみて、世の中にはまだ知られていない、たくさんのいい「もの」や「ものづくり」のストーリーがあることに気が付きました。

そんなストーリーをより多くの人に知ってほしい、広めていきたい、と思ったことがわたしの原体験。Campに入ったのもそのことをビジョンに掲げていたからです。そしていくつかのお仕事をするなかで、そこで活きるツールが「SNS」なのではないか、と感じているのです!

……と、だいぶ長くなりましたが、本題の「SNSコミュニケーション」で大事な視点やできることについて、お届けしたいと思います。

ーーものづくりとSNSは、相性がいい。

「偏愛で世の中に寛容をつくる」「人と場所、文化と組織をつなぐ」ことをモットーとするCampは、作品のかたちは問わずさまざまなクリエイターやアーティスト、ものづくりに携わる企業の方々とコラボレーションしながら、クライアントの抱えるあらゆる課題解決に取り組んできました。

画像6

その課題とは、「長い歴史と想いのこめられた製品やサービスをこれまでとは異なる人に届けたい」といったものや「この場所に多様な人たちが集い、コミュニティが築かれることで新しい文化を育んでいきたい」などさまざま。

となると解決策もいろいろで、Webサイトやオウンドメディアのコンセプト立案から運用まで取り組んだり、新たな視点でイベントを企画したり、新製品を開発したり。クライアントならぬ「パートナー」の悩みや想いから課題を見出し、クリエイティブな解決策を提案しています。

提案の種類は数あれど、多くの施策に共通する大事な要素がPR。そしてそのツールとなるのが「SNS」なのです。誰もが当たり前にSNSを使うこのご時世ですが、「“届けたい人”に届ける」「伝えるだけじゃなく“伝わる”コンテンツを投稿し続ける」といった効果的な使い方は、なかなか一筋縄ではいかないこともあります。

・やることが多すぎて、そもそもそこまで手が回らない
・つい愛がこもりすぎて、製品/作品の魅力を整理しきれない
・言葉やビジュアルのトーンを揃えられない
・担当者のマンパワー頼みで、なかなか定期的な投稿ができない
・フォロワー数が伸びなくモチベーションがあがらない
・さらに、個人の作家さんだったりしたらなおのこと……

ものづくりには、いろんな意味で本当にパワーが必要なことを、多くのクリエイターやアーティストのみなさん、企業の方々と接するなかで感じます。でも一方で、作品や製品づくりにかける熱量やその背景にあるストーリーの伝え方を変えることで、より多くのファンに作品を届けることができるのです。ちょっとの工夫で、その手応えは段違い。

Campは、わたしたちメンバー自身が愛してやまないものづくりの世界を、SNSを使ってより多様で豊かにしていきたい。上記のようなお悩みに寄り添って、個々にあった解決策を生み出していくことを目指しています。

ーー「SNSコミュニケーション」こそ、SNSにとどまらない本当の課題解決につながる。

「実際、CampにSNSコミュニケーションの相談をすると、たとえばどんなことをしてくれるの?」
そんなご質問をいただいた気持ちで、わたしたちが得意なことを2つご紹介します。

①オンライン/リアルの編集に携わっているからできる、SNSの枠にとらわれない提案

Campには、Webや紙問わず編集・制作・PRを行う「Creative Work」、モノや流通の編集・構築を行う「Space Produce」、イベントや商業施設など場の編集を行う「Retail&Product」の3つの事業があり、さまざまな経験を持ったメンバーがプロジェクトごとにチームを組んで、「パートナー」の課題解決に向かって走っています。

画像3

仮に「SNSキャンペーン」のご相談だとしても、オンライン/オフライン問わず、「SNS」の枠に縛られず、さまざまな観点から課題にアプローチします。おせっかいにも「SNSがどうも奮わない」というお悩みの奥にある課題を探るところからご一緒するイメージです(笑)。

たとえば……

・最終的にはSNSキャンペーンと連動したイベントを開催して、課題が解決した
・オリジナルグッズをつくってSNSキャンペーンを実施したら、フォロワーとのコミュニケーションが増えた
・「SNSより前に主軸となるコンテンツが必要だ!」とWebメディアを立ち上げた結果、SNSのエンゲージメントやフォロワーも増えた

なんてこともあるかもしれません。

②クリエイターとのリレーションを最大限に生かしたサポート

わたしたちはみんなものづくりが好きで、普段からクリエイターや職人さんの情報を追い求めています。だから、とにかく大好きな作家さんと仕事がしたい……! もちろん課題に合う方を厳選したうえで(作り手にも失礼なので)、みなさんのクリエイティビティやその技をお借りして、ほかにはないソリューションを提供しています。

「SNS」でもそのかたちは同じ。
Twitterの運用を設計する時なら、コミュニケーションをとりたいターゲットやその内容に合わせた人格をイラストレーターさんと一緒につくり、その後キャラクターを描いた作家さんと店舗で展示を行うことで、さらにSNSでも盛り上がりをつくったり。

たとえば、2020年春に長い歴史を経て閉店を迎えた東急百貨店東横店では、実際にSNSでフォロワーとのコミュニケーションが発生する内容となるよう運用を行い、結果的に東急百貨店を利用されていたお客様からのたくさんのあたたかい言葉をSNSでいただけたプロジェクトとなりました。

スクリーンショット 2020-07-06 17.48.41

<東急百貨店東横店 SNS運用 事例紹介>
「#東横デパート閉めるってよ」から開かれる、みんなの東急百貨店東横店ストーリー ――特設サイトの裏側から

なにせCampにおける仕事の目的が、「パートナー」さんの課題解決はもちろん、作家さんと彼らが生きやすい社会のためですから、自分たちの事業領域やこれまでの思考の枠に縛られない。それがCamp Inc.の強みです。

ーーこんなお仕事、ご一緒しませんか?

Campメンバーの共通点は、先述したものづくりの愛ともう一つ、お酒への愛です(下戸さんもいますが)。

「ものづくりの魅力をもっと伝えていきたいね」「そういえば酒造りってすごく魅力的だよね」「酒造の企業さんのSNSプロジェクトなんてできたらいいよね……」と、実際にお酒を飲みながら話していたわたしたち。

画像5

なんと、お酒関連の企業さんとご一緒したい気持ちが先走り、本当に資料を作成して、提案するにいたりました。

【SNS営業】ママ化_素材02

緊急事態宣言は解除されたものの、リアルな場でできることが限られてしまっている今だからこそ、SNSというそれぞれの暮らしに近いオンラインの場で、作品や製品の魅力や個性を、たくさんの「届けたい人」に伝える力になりたいと考えています。

先述の通り、「好き」の気持ちが高じて提案にいってしまうほどのわたしたち。引き続き、こちらから「好き」の気持ちをもとにアプローチしにうかがうこともあるかと思いますし、もちろんオンラインコミュニケーションやSNS運用でお悩みの方は、SNSのDMやメールからぜひお気軽にお声がけください!

メールはこちらから: info@campinc.tokyo
DMはこちらから:Instagram/@_campinc_

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?