見出し画像

思い出の味「小夏のはちみつ漬け」から着想を得た「こなっちゃんハニーミード」(後編)


TOSACOに期間限定の新商品「こなっちゃんハニーミード」が誕生しました。主役は爽やかで上品な香りと甘み、ジューシーさが魅力で、高知県民に愛されるフルーツ「小夏」です。
今回は、「こなっちゃんハニーミード」の魅力を伝える記事の後編として、岡宗農園さんのこだわりや「こなっちゃんハニーミード」の味についてご紹介します。前編はこちらからご覧ください。


農家さんがオススメする小夏の食べ方とは

10年ほど前から柑橘の栽培を始めた岡宗農園さんのハウスでは、多くの小夏の木が10年生です。木が若い時には、小夏の表面がユズのようにボコボコとしてしまうなど品質の安定が難しかったそうですが、近年では木が育ってきて安定して高品質な小夏の収穫が可能となっています。

岡宗農園さんで栽培している小夏は「宿毛小夏」と「西内小夏」の2品種です。早生品種である「宿毛小夏」は、酸味が少なく収穫後すぐ出荷が可能ですが、「西内小夏」は収穫後1ヶ月ほど冷蔵庫で貯蔵し、酸味をまろやかにしたのちに出荷します。

収穫は3月から始まり、4月頃に最盛期を迎えます。まさに今!
現在店頭に並んでいるのはほとんどが早生品種で、5月くらいから貯蔵をしていた小夏を出荷し始め、夏頃まで販売は続きます。

岡宗さんに一番おいしい食べ方を伺うと、夏の農作業の合間によく冷えた小夏を食べるのが最高だと教えてくれました。暑い中、体を動かして汗をかいた後に食べる小夏…最高だろうなぁ。

ちなみに弊社社長の瀬戸口は、趣味でマラソンを走っていた時に義母が差し入れてくれた「小夏のはちみつ漬け」が小夏との初めての出会い。長距離を走って疲れた体に、爽やかな酸味と甘みが染み渡り、こんなにおいしい果物があったのか!と驚いた記憶が鮮明に残っているそうです。

採れたての小夏を試食させていただきました!

そんな話をしていると、どうにも小夏が食べたくなってきた私たち。それを察してか、岡宗さんが収穫後の小夏を試食させてくれました。

スルスルっと慣れた手つきで剥いてくれます。
出荷前の小夏を、品質チェックも兼ねてよく試食している岡宗さん。最近はお子さんも食べられる年齢になってきたそうで、ご家庭の食卓にも登場する機会が増えたのだとか。

切っているそばから、小夏の清涼感ある香りがフワッと広がります。

一口いただいてみると、果肉は柔らかく、まるでゼリーのようなきめ細やかさ。そして、ふかふかとした白い甘皮部分が持つ甘み。この甘みがジューシーな果肉部分と合わさり、酸味と甘みのバランスが最高!
小夏の美味しさを再確認したところで、今回新たに登場した「こなっちゃんハニーミード」の特徴をご紹介します。

小夏、はちみつ、そしてホップ。原材料をたっぷり使った贅沢なビール。

今回のビールは、瀬戸口の思い出の味「小夏のはちみつ漬け」から着想を得て造りました。そのため、小夏だけでなく、はちみつもたっぷり使用したビールです。小夏の清涼感や酸味、そして皮の苦味が感じられ、はちみつを使って発酵させているため少々ドライな雰囲気。ホップらしい苦味やアロマも感じられる、贅沢なビールとなっています。

実際飲んでみた感想としては、まずは小夏らしい柑橘の香りが感じられ、まろやかな甘みが広がります。そして最後にふんわりと苦みを感じ、小夏という素材が存分に活きた仕上がりです。
これは、休日の昼間にのんびり飲みたいビールNo.1。部屋の窓を全開にして、初夏の風を感じながら「こなっちゃんハニーミード」を飲めたら最高だな、なんて妄想が広がりました。

小夏と同様に、この時期にしか味わえない「こなっちゃんハニーミード」。小夏のよさが活きた贅沢な一杯を、ぜひ一度味わってみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?