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期待の右斜め上を行くレストラン

最高に幸せな気分にしてくれる素敵なお店を発見。その名は「レストラン間」。

恵比寿にある野菜にこだわったフレンチレストランで、実は5年以上行きたいお店リストに入り続けていたお店。

なかなか予約が取れず憧れが募っていたけど、やっと訪問。その結果、まるで、ずっとあの彼を好きだった私は間違ってなかったんだ、と思わせてくれるような幸福感を味わえた。

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1皿目は「フォアグラクレープ」

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もうね、一皿目から最高です。まず見た目がかわいい!

そしてフォアグラの濃厚さに、クレープの塩気、イチジクの甘味、ナッツの食感が合わさって、この一口でこれからの料理への期待が一気に高まる。さっそくワインも進んじゃいます。


2皿目は「AIDAスペシャリテ 季節の野菜パフェ」

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そもそも野菜をパフェにしようと思うのがすごいんだけど、パフェになったことで普通にサラダとしてメニュー化するよりも温度も食感も広がって、一口ひとくちがとっても楽しい。

アサコイワヤナギのパフェを食べた時のようなひとくちごとの変化と味の重なりを感じられて「なんなのこれ?!おもしろーーーー!」を味わえた。


3皿目はお魚で「寒ブリの炙り ワカメのクーリ 赤カブと柚子の香り」。

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見て、この野菜山盛りな感じ。魚というか野菜のお皿だよね?のレベル。そしてこれがまた美味しいんですよ。

脂の乗った寒ブリに、柚子の爽やかさと赤カブの食感がプラスされて、結構なサイズなのにあっさり食べきれてしまう。


※ちなみにこのお店、全品結構ポーション大きめです。次回は少な目でとお願いしようと思うくらいお腹いっぱいになりますので、お気を付けください。まぁ美味しいから食べられちゃうんだけどね笑。


4皿目はメインの「鹿肉のポワレ チョコレートの香りを纏わせて」。

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鹿は全く臭みもなく、しっとりジューシーでおいしい。でも、でも、でも、それよりもさつまいもが…!付け合わせなのに、さつまいもが主役を凌駕してるの!!!

ねっとり甘くて、皮がちょっと香ばしいカラメルっぽい香り(焼き芋のあの香り)もして、鹿肉よりもさつまいもが印象的でした。実際、これ食べてる間も焼き芋の話してたし笑


締めは「海老とトマトのクリームパスタ、昆布の出汁をかけて二通りの味わい」

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フレンチで締め?そしてパスタ?出汁を掛けて…?と「?」満載で向き合ったこの一皿も、当然のように最高に美味しくて楽しい!

海老のパスタとしてももちろん美味しいし、出汁をかけることでひつまぶし的な変化を楽しめて、お肉の時点でお腹ははちきれそうだったのに気づいたら食べ終わってた…恐怖…。


最後は「サワークリームのムース、カラメルナッツの味わい、オリーブオイルの雪」

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もうね、このビジュアルで美味しいことは間違いないと伝わるんだけど、これまた想像の右斜め上なんですよ。

濃厚クリーミーなサワークリームのムースに、ひんやりくちどけ滑らかなナッツのジェラート、イチゴの甘味とちょっとの酸味、ナッツの食感が加わって、最後にオリーブオイルを粉状にした「雪」が香りを添えてくれて、最後まで幸せな気持ちになりました。



最高すぎですよ、間さん!!!!大好きです!

なにがこんなにたのしく美味しかったのかと考えると、期待の右斜め上の美味しさや楽しさを提供してくれるお店なんだなと思う。だからこんなにワクワクするし、笑顔が絶えないし、満足度も高いんだと思う。

昔読んだ本に「おいしい=心地いい記憶と結びついた知ってる味、そしてそのちょっと上を行く味」って書いてあったのを思い出した。


ほんとに期待以上の時間を過ごせるお店です。

店内の雰囲気もいいし、接客も素敵です。ぜひとも行ってみてください!


※一部画像はHPから拝借しました


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