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日記4日目 岐阜旅行①郡上八幡

人生初の岐阜県

残り9県になった日本列島制覇に向けて、岐阜県へ。名古屋から入って、岐阜市、美濃、郡上八幡、下呂温泉、飛騨高山をめぐる3連休。台風で新幹線が動かなかったらどうしようと心配したけど、無事に行くことができてよかった。


憧れの郡上八幡へ

今回の心のメインは郡上八。恩田陸の『隅の風景』というエッセイ集で郡上八幡を知って以来、ずっと行ってみたかった場所。そ本で水が豊富で、水路が張り巡らされ、山あいにある土地ということを知り、私の中で勝手に、小学生の時に読んだ『キツネ山の夏休み』という大好きな本の舞台に近い地として憧れの地になってもいた場所。



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長良川沿いの郡上八幡は程よくコンパクトで、程よく整備され、活気がある歩いていて楽しい町だった。本に書いてあった通り、本当に町中に水路が張り巡らされ、側溝を流れる水量も多く、軒下の側溝を区切った場所で鯉が飼われていたり、水路が交差している地点があったりと、想像以上に水の町だった。

水路を見るたびにまんま『キツネ山の夏休み』じゃん!!とテンションが上がり、最高に気に入った土地で、もはや住みたいレベル。

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郡上八幡ならではの「水のおいしさを味わう」ゼリー

清流のしずくという水をゆるく固めたゼリーが商売として成り立つのがこの町のすごいところ。普通、水を固めただけと聞いたら「なにそれ…」と思いそうだけど、この環境だとぜひ食べたい!と思わせてくれるのがすごい。

味は、黒蜜をかけて食べるので、わらび餅に近いと言えば近く、食べ方はよ楊枝でプチっとさして中身を出すところがまりも羊羹に似てるたのしい食べ物。その土地の特徴を生かした商品という観点で天才的だと思う。

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恐怖の運転 郡上八幡城

眺望のいい場所が好きな私にとっては欠かせないのが城巡り。郡上八幡城は急峻な山の上にあり、奥美濃の天空の城と呼ばれているそう。

山頂までは車で行けるが、山城って攻めるの大変だったんだなとしみじみ実感できる急こう配と細い道で、カーブが曲がり切れないほど。何度レンタカーをこすりそうになって、助けてーーと叫んだことか…。中腹にも駐車場があり、そこで降りて歩くか悩んだときに、係員さんに「がんばったらこの車で行けます」と言われた通り、「がんばったら」登れる道で、これを武具を担いで歩いて登れと言われたら、たぶん私なら逃げ出してしまう…。

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戦が日常的に続いた南北朝時代~戦国時代になぜ山城が築かれたのかを身をもって体験できるドライブ。でもその分、城からの眺めは素晴らしく、この地を守ろうと思う殿の気持ちが少しだけ味わえるし、城も美しいので、おすすめのスポットです。


岐阜、いいところ過ぎて書きたいことだらけで全然書き終わらないので、何回かに分けて日記にします。次回は下呂温泉!


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