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国内SIerから外資系へ転職したい若者へ

みなさん、こんにちわ! カモフラです。
国内SIerで働くエンジニアから外資系メーカへの転職が増えています。転職理由は人それぞれだと思いますが、今回は理想と現実のギャップについてご紹介できたらと思います。

なぜ外資系企業を選ぶのか?

コロナ禍で世の中の情勢がバタバタしている昨今ですが、国内SIerから外資系メーカへ転職するエンジニアがとても増えています。離職理由の言い分は「やりがいを求めて!」が一番多いそうですが、本当にそうでしょうか?詳しくお話を伺ってみると「漠然と今の仕事を続けていても将来が不安である」or 「人事評価や会社の仕組み、特に給料に不満」がやっぱり多いのではないでしょうか?

外資系企業=給料が高い、最先端、スキルアップができる、などと転職エージェントはあなたへ魅力的なキーワードをどんどん提示してきますが、本当にあなたがやりたいキャリアを外資系転職で掴むことができるのでしょうか。(転職目的が年収だけになっていませんか?その発想は要注意です!)

転職後にHappyな人生を送っているのか?

外資系企業に一度転職したエンジニアはなかなか国内企業へは戻れないと言われています。1つは「年収」、もう1つはキャリアパス(出世やスキルアップ)が難しいと私は感じます。なぜなら、私の職場にも外資系から日本企業への出戻りシニアエンジニアが多いですが、正直エンジニアスキルはパッとしない方が多いです。(給料レンジだけがシニアなだけです)

イケてるエンジニアであれば、転職時に年収が x 1.2 or 1.5倍になる方も多いと思いますが、GAFAMや同等の人気企業で働く元同僚の在籍期間は約2-3年ぐらいだと感じます。そのぐらいのスパンでキャリアアップして次の転職を見つけるようなキャリアパスをみなさんは望んでいるのでしょうか。(外資系転職の光と闇はこの辺に「良い・悪い」が結構あると思ってます!)

逆に転職後にとても成功している方を紹介すると「時代の流れに乗って最先端領域でキャリア形成ができている」が一番多いと思います。例えば、「クラウド、AI、DX、セキュリティ」など。その人自身の才能や努力もありますが、成功している方の特徴は「自分自身のキャリアパスに軸がある」と私は感じます。また、スキルのベースとしてビジネススキルなどを十分習得している点も共有項目だと感じます。(外資系に勤める方は自己投資で大きな資格取得やビジネススキルの開発を継続しています!)

まとめ

若手エンジニアの日本企業離れが少しづつ増えてきましたが、もし外資系にチャレンジするなら日本企業でビジネススキルを十分に習得、自分自身のキャリアパスをきちんと設計できるようになってからでも遅くないと私は感じます。今回はあまり詳しく書けませんでしたが、「目先の年収や転職エージェントの口車に乗って安易に転職しない」が少しでもお伝えできたら幸いです。(PS : 私は外資系企業と日々お仕事をしているので、外資で働くメリットは「年収やヤリガイ」以外にもたくさんあると感じます。そのお話はまた別の機会に共有できたらと思います!)

外部コンテンツのご紹介「ネットワーク【3分】シンキング」

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