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DIYと断捨離と物の向き合い方

2023年、早くも半月が過ぎましたね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は新年早々、家のDIYに勤しんでおりました。


我が家は3LDKの小さな一軒家でして。
在庫のことなど考えず、パッションでカモコラージュを始めたため、気づけば在庫の山に。
スモールハウスに住んでおきながら、貴重な一部屋が在庫で丸っと埋まっていました。

その埋もれた部屋を素敵に活用できないものかと。
ずっと課題だったのですが、去年の末に意を決して、子供達のプレイルーム&読書部屋にしようと思い立ちました。


これが当時の在庫部屋の様子。

5畳の部屋が見るも無惨に潰れています。
さらには日々の在庫の出し入れでカオス状態。
ブログに載せるのも恥ずかしい。。


在庫確保のためとはいえ、こういった部屋があるというのは、スモールハウスの住居人としては辛いものがあります。


どうしたら素敵なお部屋に生まれ変われるのか。


在庫を抱えているので、部屋を空けることは物理的に無理なわけで。


在庫との共存

仲良く共存

快適に共存

美しく共存


在庫と、仲良く、快適に、美しく、共存!!



まず考えたのが、不揃いな段ボールはやめて、見た目をキレイに魅せようと思いました。

以前、天王洲ハーバーマーケットでご一緒した、DRESSENSEさんという文具を中心にセレクトされているショップさんが、コンテナを什器がわりに使用していて。
とても素敵に出店されていたのを思い出しました。


その時の出店の様子がこちら。


きちんと整った、美しい佇まい。


コンテナは在庫を保管するだけでなく、丈夫で持ち運びもできるしとても便利。
色々調べた結果、やはりDRESSENSEさんと同じコンテナを購入させて頂きました。


安い、丈夫、信頼、の三拍子揃ったメーカーの、トラスコ中山さん。



ちなみに、DRESSENSEさんのHPはこちら。
こだわり抜いた文具のセレクトがどれも素敵です。

https://dressense.shop-pro.jp




次に欠かせない、断捨離。

まずは部屋にある物を全てリビングに移動。

夜逃げ状態の荒れ狂ったリビングに早替わりです。
5畳の部屋によくぞこんなに詰め込んでいたなと、我ながら驚愕です。


一刻も早く元の生活に戻るためにも、心を鬼にして捨てまくります。

過去に仕事で携わった書籍・雑誌をはじめ、15年分の仕事のデータを保存している外付けHDの数々、時代遅れになった配線、手紙、契約書、子供からもらった工作物、、とにかく捨てる。

大事そうに思えるものでも、1年間出番がなければ捨ててよし。
保証書もたいてい1年で時効を迎えます。(注:経理のものは5年!)


私は断捨離が大好きで、毎回バッサバッサ切るように捨てます。
あまりにも容赦無く捨てるので、あれも捨ててしまったのかと、夫や娘達に何度も嘆かれました。


断捨離のポイントは、最初に一番大事なものを捨てること。
そうすることで、捨てるという行為に躊躇いがなくなり、どんどん捨てられます。


高価なものは売るようにしているのですが

思い出の品は「プライスレス」(要するに売れない)

小さい頃の写真をはじめ、学校の卒業アルバム、母の形見の品、賞状やトロフィー、結婚式のウェルカムボード、、
マスターカードでは到底買えない「プライスレス」だらけなもの達を捨てていきます。


捨てる時は心苦しいのですが、ゴミ袋に入れてギュッと閉めればスッキリします。
思い出は心の中で生き続けていくもの。



断捨離を定期的にしていると、物を買うときに「捨てない物」を吟味します。


何でも買える時代、買うのは簡単。
安価でありとあらゆる物が売っています。

買うよりも捨てる方が大変です。
捨てるのって体力がいるんですよね。


100均でうかつに買ってしまうのはご法度。
数ヶ月、数年後に間違いなく断捨離対象になります。

ガチャガチャをはじめ、福袋はゴミ袋(←「服を買うなら、捨てなさい」著者、地曳 いく子さんの名言)

洋服だと断捨離行きになるのは、決まってファストファッションのもの。
結果、ファストファッションはやみくもに買わなくなりました。

本は本当に気になったものだけ購入して、後はできるだけと図書館で借ります。
図書館の取り寄せサービスはとても便利です。


最近買ったもので満足した物は、倉敷意匠分室さんのソーイングボックスでしょうか。

薬箱として購入しました。

これは買って本当によかった。
丁寧に作られていて、フォルムもキレイ。
外に出しておいていても生活感が出ず、美しさを放っています。


あとは、岩手県鳥越地区で昔から作られている、スズ竹の市場かご。

スーパーに買い物に行ったり、友人宅での持ち寄りパーティーの際に使っています。
たくさん入るし美しいフォルムでとてもお気に入りです。

実家に持っていった時に、父がこの市場かごを見て微笑んでいました。
昔のお母さん達は、この市場かごをよく使っていたのだそう。


職人さんが丁寧に、魂をこめて作ったものは、断捨離対象にはなりません。
値は張りますが、丁寧に使って、子の代、孫の代にも使ってもらうことを考えると、お得なお買い物といえます。


この綴り箱は、祖母が使っていたものです。

とてもお気に入りで、レターセットなどを収納。
味わいがあります。



物というのはどうしても経年劣化します。
劣化しても、いかに美しくあり続けるか。

そこはまず第一に素材。

戦後に作られた、プラスチックやアクリル製の物はどうしても厳しい。
劣化が激しい。

その点、昔から使用されてきた素材は、古くなっても美しいです。
木、陶磁器、ガラス、貴金属、織物、、


アンティークやヴィンテージの素晴らしところは、経年劣化の美しさ。
長い年月を経て宿る重厚感と美こそが、不動の価値となります。



と、、話が逸れました。


断捨離後は、壁の塗装です。


我が家は建て売りのため、使っている素材一つ一つの味わいが乏しく。

そこをDIYで少しずつ変えていくのが、醍醐味となっておりまして。

壁に古材を付けたり、照明を変えたり、壁の色を塗り変えたり、工夫をしています。

一番大変だったのが、10日間かけて我が家の玄関、廊下、階段、リビングの壁に漆喰を塗りました。

詳しい記事はこちら

死ぬんじゃないかという位大変だったのですが、それが今となっては本当に良くて。
漆喰のおかげで、壁がきちんと呼吸をし、部屋の空気がキレイになった気がします。



今回も、壁紙を剥がす所から。

壁紙は密閉力はあるのですが、その分空気がこもりがちであまり好きではなく。
壁紙から塗れるペンキが主流ではあるのですが、全て剥がしました。


基本の色は白にして、一面だけ色壁に。
そうする事で、オーソドックスな部屋が一転、個性的な部屋に早変わり。


ホームセンターには基本色しかないため、凝った色にしたい場合はネットでの注文がおすすめです。

ペンキはこちらで購入しました。


色味は「ベリーピンク」を選択。
遊び部屋なので、ワクワクした暖色系を選びました。

ペンキと塗装キットがセット販売もしていて、揃えるのが楽でした。

ただ、ペンキとキットがそれぞれ別の日に届きました。もしここでご購入される方がいらっしゃったら、日程確認を是非。



壁紙を剥がした後は、養生です。
巾木や際の部分をしっかりとテープで貼っていきます。

テープの貼り方がそのまま仕上がりになりますので、養生貼りは時間をかけてじっくりと丁寧に。

床や家具もペンキが付かないように保護していきます。


そして楽しいペンキ塗りタイム。
子供達も大好き。


一緒に楽しく塗りました(同時に監修は大事ですね~)


お友達もお手伝いをしてくれました!

(監修大事ですよ〜〜)


こうして2週間かけてリニューアルした部屋がこちら。

とても良い感じのプレイルーム&読書部屋になりました!

以前塗った手前の青色の壁とのコントラストも良い感じ。
部屋の楽しさが溢れています。



本棚には家族それぞれのコーナーを設けているのですが、ギャップが面白すぎます。

家族四人の個性が大集結した、何ともチグハグなセレクトに。


私のお気に入りのアンティーク・コーナーの上に

夫のバイブル漫画「ろくでなしブルース」 爆

レゴや、ゆるキャンの人形達も一緒に。

右の棚には懐かしの少女雑誌「ちゃお」!!
昔私も買ってたなーと。

ツッコミどころ満載の、本棚の完成です。笑



こうして新年早々気合を入れた、一大プロジェクトが無事に終わりました。


部屋の改造はやはり楽しいですね!



昔、友人のマッチョなパパさんが「筋肉は裏切らない」と言った名言が忘れられずで。
それと同じく、DIYも事前にしっかり計画して実行すると裏切りません。


「DIYは裏切らない」 爆


子供たちが巣立つまで、成長に合わせてどんどん部屋を変えていくのも楽しみです。
きっと数年後にはまた違う部屋になっていると思います。

これからも家族の思い出とともに、育てていく家にしていきたいです。


https://camou-collage.com



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