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「私の問いは人を傷つけることがある」フリーランス 会川智華さんのコーチングを通じて見出した、”自分らしい”人との関わり方

こんにちは。コミュニティ型コーチングスクールCAM Japanです。

前回、前々回と受講者の方による最終プレゼンテーションをシェアしてきましたが、今回は第3回目のシェアとなります。どのプレゼンも、素敵な1期生の方々が8週間の中で出会った貴重な気づきや学びとなっております。そのため、例のごとく今回も大変実りある内容をお送りいたします。是非、まだお読みいただいていない方は前回、そして前々回の記事もあわせてご覧いただければと思います。

第1期最終クラスでは、CAMでのコーチングの学びを通して得たこと、感じたこと、可能性などを受講者のみなさんそれぞれがプレゼンテーション形式で発表する。という場を設けさせていただきました。プレゼンのテーマとして、こちらの3つの問いに答えていただきました。


1. あなたにとってコーチングとは?

2. 学びを通してあなたのうちに起きた⼀番⼤きな気づきとは?

3. あなたの中のコーチングという「あり⽅」はこれから何を⽣み出しますか?



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今回はフリーランス(よろず屋)として活動する会川智華さんのプレゼンテーションについてお届けしたいと思います。



1.あなたにとってコーチングとは?

友達の相談に乗るための手段から人と繋がる入り口に

私が、コーチングの勉強を始めたきっかけは、友人の相談に乗るための「手段」としてでした。しかし、8回の授業を受けて、今は

「人と繋がる入り口」

としてコーチングを捉えるようになりました。

この、「人と繋がる入り口」っていうものがどういうものなのか。ということについては、3つ目の問いに繋がってくるものなので、後で詳しくお話させてください。



2.学びを通してあなたのうちに起きた一番大きな気づきとは?

私の問いは人を傷つけることがある

コーチングを勉強している期間、私たちはコーチングを受けてくださるクライアントの方々に向けての「問いの種類」をたくさん学ばせていただきました。

この「問い」に注目して生活をしている中で、友人とある印象的な会話がありました。それは、友人が発した

「『なんで?』って聞かれるのが私は怖いのに、どうして『なんで?』っていっぱい言ってくるの?」

という言葉からでした。

私にとって『なんで?』という問いかけは、普段の自分の思考を確かめてもらえるとっても好きな問いかけでした。なので、友人にもよくその問いかけを投げていたのですが、人によってはそれがかなりのプレッシャーを与えてしまうことに気付けたのです。それまでの生活の中でも、私は彼女に『なんで?』という問いを投げて、彼女を怖がらせてしまっていたと思います。ですが、それが「怖いんだ」と気づけたことは、このコーチングを通して「問い」というものに注目して生活していたこの期間ならではだったなと思います。

この気づきだけを提示してしまうと、すごくネガティブな印象を与えてしまうかもしれませんが、これは、私にとってはすごくポジティブな気づきで。これに気付けたおかげで、これから私は、「この問いをしても大丈夫ですか?」「あなたにこれを聞いても大丈夫ですか?」という風に気を付けて周りの方とコミュニケーションをとっていけるなと思えています。

”より”人を傷つけることなく,”より”優しく人と対話できる

自分の一番大きな成長ポイントだったのかなと思います。



3.あなたの中のコーチングという「あり方」はこれから何を生み出しますか?

人と深く関わるきっかけ,健康的な人間関係

実は、私がフリーランスになる2年ぐらい前まで。私は、22年間ほど「人との距離感が近い」人生を送ってきていました。

誰にでも優しくありたい,誰とでも仲良くなりたい,誰のことでも支えたい

というような「ひとりよがり」にも近い想いがかなり強くて。その結果、人との距離感が近すぎて。近づきすぎた結果、後々すごく負担に感じるようになったりして。友人とすごく親しく、楽しい人生のはずなのに、そういう副作用的なものをかなり発生させる人生を送ってきていました。

その負担がかなり重くなってきて。ここ1年ほど、一旦、友人や周りの方とあまり深く関わりすぎないように。今までとは真逆の人生を歩むようにしてきていました。そのタイミングでコーチングというものに出会って。コーチングという、人に問いかけをしてその方を導く、前に進むサポートをする。そんな、新しい人との関わり方を学んだことで、まず一つ。これからは、人と深く対話していくために一歩下がって一線を引いてしまうのではなく、また積極的に人と関わっていこうという想いを私に与えてくれました。

また、”ただ”人と深く関わるという以前のような関係性に戻るのではなくて。例えば、【友人と親しく話すときの私】【友人を”支えたい”と思ったときにコーチとして関わるときの私】と。そういう、色んな”私”としての相手との関わり方、色んな”距離感”での相手との関わり方。こんな、バラエティを得ることができました。なので、今までのように「”ただ”支えたい。でも、それがすごく負担になる」ような、”ひとりよがり”で勝手に負担を抱えてしまう人間関係ではなく、

健康的な距離感を”保った”り、それを”調整”できる

そんな人間関係を築いていけるのではないかと思っています。



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智華さんが抱えていた「人との距離感」というものは、彼女に限らず多くの人が直面する(もしくはしている)悩みや、人によっては辛さなのではないでしょうか。どう足掻いても人と関わることになる世の中で、人との関わり方は一つ、ネックなものとしてあるのかもしれません。そんな中で智華さんがこのCAMでのコーチングを通じて、”新しい”人との関わり方、”自分なり”の人との関わり方を見出すきっかけになった。その事実が私たちCAMにとっても勇気となり、励みとなります。どちらかが何かを与えているようで、実はお互いに何かを受け取っているのかもしれません。それは目に見えないものが大半かもしれませんが、少なくとも私たちは受講者の皆さんの気づきや学び、そしてあり方からたくさんのものを受け取っています、それが、人と関わるということなのかもしれないですね。

CAMでは、コーチングの「技術」や「スキル」を磨くことよりも、コーチングを”する側”の「あり方」や「個性」に焦点を与えています。智華さんのように、「一つのあり方」としてコーチングを吸収していく姿は、一つの理想形なのかもしれないです。コーチとしての勉強というよりも、むしろコーチングを通じて自分自身がコーチングされていく実感を得ることができるのがCAMが提供しているプログラムになります。

単純にコーチとしての勉強をしたい方以外にも、何か悩みや壁にぶつかっている方や自分の軸やこれからのビジョンを明確にしたい(深めたい)方。そんな方にとっても、様々な角度から気づきや学びを得ることのできる、大変尊い時間になるのではないかと思います。

この記事を読んでCAMやコーチングに興味を持っていただいた方は、第3期も募集を開始しておりますので、是非WEBサイトの方も覗いてみてください。


ここまでお読みいただきありがとうございます。

引き続き1期受講生の気づきをシェアして参りますので、コーチングの学びに興味のある方は是非フォローをしていただければと思います。

ではまた、次の記事でお会いしましょう。


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