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医療崩壊☆コロナだけではない

地方の過疎化した病院では、患者が9割高齢者の病院も存在しているので、介護と看護がミックスした対応であり、看護婦さん、理学療法士さんなどの多大なる努力と労力のかかっている現場だと、入院していて感じます😥

特に昨今はコロナの影響で、親族たりとも面会謝絶になっており、ただでさえ体が不自由で寂しがる患者さんや深夜徘徊される患者さんもいらっしゃるので、看護婦さん達がトイレの介助や、安全確保の補助をされている対応を見ていると、高齢者がコロナに感染した場合2メートル離れて対応など出来ないと思います。

現在、医療従事者の精神的な負担は、想像を越えると思います。コロナ受け入れの病院ではない病棟内にいますが、看護と介護がミックスしたハードな日々にピリピリした空気感があり、既に田舎の病院は崩壊寸前なんじゃないかな?と感じる日もあります。

比較すると悩むのか?

また高齢者はインターネットを普段から使わない人が多いので、長い入院生活、カード課金式のテレビしか娯楽要素がなく、インターネットを見ない・見れないお年寄りにとってはテレビかラジオのみが世の中の情報源となっています。

病気で一日中体が不自由なことをぼやいている患者さんが同室にいたのですが、そのような方の特徴は、他人の行動の一挙一動を全て不自由な今の自分と比較して嘆いており、気になって仕方がないようです。また過去の自分と比較しては嘆くという特徴もありました。結局自分より身体機能が優れている人と比較していて、現在の自己成長を認めないので、永遠に嘆きは止まりません。

また、

周囲が気になって仕方ない+それをネタに人に話しかける人。

周囲が気になって仕方ない+ゆえに人と関わらない人 

に 特徴が分かれました。 

対照的に自分で絵を描いたり、オペラのような歌を歌われて自分で自分のケアをされている患者さんも1割程存在しました。

病気になる前のその方の生活の仕方にもよるのではないかと感じます。

ネガティブな話を聞き続けることは有料だと思う。

愚痴を言うという行為は、ストレスをためないという点においては重要だけど、一日中一方的に聞かせられる方はサンドバックになっているのと同じです。

専門家に悩みを相談する。(決まった時間で)書き物のように読みたくなければその文章を閉じることができる。

など、相手に聞く聞かないの自由を与えることのできる形での愚痴には聞き手の救いがありますが、同室になってしまい一方的に愚痴を聞かされるとなると話は違います。私は4人部屋から個室に移動しました。

悩みを解決するのは本人

友達関係でも、解決しないことを延々と話続ける方との関係であったり、正直聞いてもどうすることもできないことを聞くのは技術がいるため度を越す人(2時間以上ぶっ通しで悩みの話をするなど)の場合は困ります。

特別な関係性で切れない縁であれば別ですが、その境目というのが難しいと思います。悩みを持った時に解決に向けて1歩進むという行為を伴わない愚痴というのは聞けて3分間、それ以上は専門家に有料でお願いするのがいいと思います。 

特に、親、親しい友人などですが、助け合いではなく、寄りかかるだけという関係性は危険を感じます。

同室の方の傾向から、悩みというのは他人との比較も生まれるのだとわかりました。

私も他人と自分を比較する癖があるので、その癖を改めたいなと思いました。

介護現場って身近に触れる事がなかった。。。

有料の個室に移動はしましたが、鍵は壊れているらしく、看護婦さんから、深夜徘徊の患者さんが突然部屋に入ってくる事もあるので、入ってきたら呼んで下さい。との事。

思わず『えー?』と言いそうになりましたが、言ったからといって状況が変えれる訳でもなさそう。事前に聞いているだけでもびっくりする度合いが減るので、事前に病院側から言ってくださるのはとてもありがたいと思う事にしました。

また、トイレも男女分れていません。たぶん、痴呆のため間違えて入ってしまう人の割合が多すぎて、本人も悪気がないので注意していると雰囲気が悪くなるからではないかと思います。


高齢者ばかりで若者が帰ってこない場所

ここの地元出身の若者は帰って来ません。

都会で仕事に失敗した。都会はお金がかかるし特に目的もないから住みたくない。地方から出たいけど、お金がない。結婚した相手が地方在住。のような理由がない限り、一旦都会に出た若者は田舎に帰る事がありません。

理由は 不自由だから だと思います。

田舎は物理的に 店がない、サービスが少ない と言う不自由さもありますが、どこそこの誰それがどうしていて、同じような服を着て、同じような仕事をし、同じ時間に家にいて、同じ量働いてないとずるいし、若い子は馬鹿だから俺らよりも前に出るんじゃないぞ。パソコンを使うものは自分達より優れているから怖い、若い=怪しいと言う、雰囲気が蔓延しているので、その中で生活するという精神的な不自由さもあります。

私自身は、移住先で移住相談会で聞いたことを素直に鵜呑みして浸水したのを隠して販売していた物件を市役所から紹介され、購入してしまい、出たいなと思っても、物件を壊すお金も(100万円程)他に何処かに行く宛てもありませんので、変わり者と言われ続けられながらでも、独立して生業を持ち生活するスタンスを保ちましたが、実家であれば、わざわざそこまでしなかったと思います。

田舎ではルール違反を注意すると怒る人が多いのも特徴です。

近所付き合いの多さに振り回されていると仕事など出来ませんので、近所付きあいも殆どしていません。

『だったら、田舎にくるな都会にいろ。』というのが筋だとも思いますが、であれば、わざわざ地方創生だの、移住ツアーなどで、都会から田舎へ人を誘導するような政策をするなと言いたいです。


それでも田舎は住みやすい?

ただ、若い人に知って欲しいのですが、都会に大学や、仕事が集中しているから住んでいると思うのですが、凄く高い家賃や、汚い空気を吸い続けそれでも生活のポテンシャルと保ち続ける経済力があれば、都会は文化的で、精神的不自由さもなく、住みやすい場所だと言えます。

田舎の利点は、家賃や土地代が安いところです。それ以外の生活コストは意外と都会より高くつくこともありますが、工夫次第でなんとかなります。

精神的不自由さに関しては凄くストレスはあります。 ただ、精神的不自由さを押し付けてくる大人って、認知症だったり、精神的な病気である。ケースが多く、論点をずらしてほっておく。という政治家みたいな話し方してると気にならなくなる事があります。

感性や頭のいい方は、田舎の理不尽な部分に我慢できないことがあり気が狂ってしまうかもしれませんが、これも、工夫するしかないのです。

人生は、理不尽さを臨機応変に乗り切らないといけません。

正しさだけ追求していたら、無自覚な人達によって潰されてしまうので、その輪に入って潰されてもなんにも残らないのです。

それにしてもコロナ収束までには時間がかかりそうですね。

田舎の人々と手と手を取り合って生きていける気がしないため不安です。(というか、取り合う気がしない。)

不安であっても生きることは可能な為、この際自分の不安や疑問は全てnoteに書き出していこうと思います☆(一番愚痴っぽいのは私だっ!)

今日も読んでいただきありがとうございました🌈



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