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投資は良くて、投機は悪いというイメージがありますよね?

 何度も出していますが、私の今の状況は上の通りです。もう誕生日を過ぎてしまったので、51歳になっています。いまだに投資のみで生きている無職の状態です。

 投資は、投資信託を11、社債を3つ、iDeCoで投資信託を3つというバランスで行なっています。

 投資を本格的にやり始めてから、投資関連の情報が気になるため、色々とサイトを調べて情報を確認しています。その中でやっぱり気になることとして、投資はいいが、投機はギャンブルだから初心者はやるべきではない、と言う風潮のサイトがいまだにあると言うことです。

 投資に興味のある方は、投資と投機の違いはもちろんご存知のはずです。投資、投機ともに、利益を追求すると言う点では同じであり、違いとしては継続的に行われるのが投資、単発的なものが投機であるなどが大方の意見ではないかと考えています。つまり、今後伸びそうな企業の株を購入して、配当金などを継続的に受け取るのが投資であり、一発逆転を狙って株の売買で儲けるのが投機という具合です。

 投資信託を継続的に積み立てて、いわゆるドル・コスト平均法で投資をすれば安全だという事も言われていますが、本当にそうなんでしょうか?
 例えば、基準価格が下がり続けている投資信託にいくらドル・コスト平均法で投資をしても安全でもなければ、資産形成になることもありません。配当金がいくら高くても、株価が年々下がっている企業の株を持っていることが本当に良い投資なのでしょうか?

 投資が善で投機が悪というのではなく、投資、投機ともにほとんど勉強することなく、何となく行っていることがギャンブルであることをもう一度、認識すべきではないだろうか、と考えています。 

 最近、noteの記事をFIREというキーワードで定期的にピックアップすると、30、40歳からではなく、大学生からFIREを目指して勉強しているという人の記事がいくつかあることに驚いています。これは悪い意味ではなく、良い意味で、60や70歳まで働くことを前提としていない人が増えることは良い傾向ではないかと思っています。
 しかし、そのような記事を書かれている人のプロフィールを見ると、たまに「FXで大損し」などと言ったことを書いている人がいます。若年層でFXをしたということなので、あまり勉強せずに雑誌などに掲載された「FXで1億円儲けよう」というような記事を見て触発されたのかもしれません。まさに、こういった行為こそがギャンブルなんです。FXが投機に分類されるから、FXをギャンブルのように扱うWeb記事や雑誌などがありますが、それは違います。
 FXを正しく理解し、継続的に利益を出している専門家は、ギャンブルに手を出して利益を出しているギャンブラーなのでしょうか?

 noteのこのようなプロフィールを度々目にしてもやもやとしていた時に、ちょうど孫さんの以下のツイートを目にしました。

 もやもやとしていた私に何か答えを導いてくれたようなツイートでした。そうです。投資、投機で偶然の勝利で儲けたものがギャンブルであり、勝てる仕組みを作り上げ勝ち続けることができるのであれば、投機を初心者がやってもいいはずなんです。

 私自身は、FXや先物はやりませんが、もしやりたいという投資、投機初心者の方は、しっかりと勉強し、勝ち続ける仕組みを作るべきなんです。もし、勝ち続ける仕組みを作れないのであれば、それはギャンブルに手を出すということになることも理解した方がいいかもしれません。

 今後、FIREという考え方が浸透し、より一層投資、投機を行う方が増えてくると思われます。勉強しないで安易なギャンブルに走る人が増えないことを願うばかりです。

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