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FIREするなら、事前にFP3級の勉強をしても損はありません。

 私は今現在、FP(ファイナンシャルプランナー)3級の勉強をしています。将来、FPを目指そうとしているわけではなく、お金の勉強の一環として教材を購入して勉強しています。

 教材として購入したのは、TAC出版というところの以下の書籍です。

 FP3級の内容としては、以下の6つに分かれています。

・ライフプランニングと資金計画
・リスク管理
・金融資産運用
・タックスプランニング
・不動産
・相続・事業承継

 一つ目の「ライフプランニングと資金計画」は、FPの職業としての原則や法規制、およびライフプランニングの手法などがあります。FPを目指さなくても、ライフプランニングの手法というのは役に立ちます。
 どのようなものをライフプランニングで作成し、どう活用するのかが書かれています。また、ライフプランを作成する上で資金をどのように準備するのかも書かれています。例えば、教育資金、住宅を購入する場合の資金、老後資金の基準算定方法など。
 さらに、社会保険としてどのようなものがあるのか、など通常生活していても知識として知っておいていい内容が書かれています。

 二つ目の「リスク管理」は、生命保険、損害保険についてです。種類や保険金を受け取った時の税金についてなども書かれています。前提を知っていれば、いざという時に慌てなくて済みます。

 三つ目の「金融資産運用」は、いわゆる経済・景気の基礎知識、銀行、証券会社の金融商品等の話です。株式投資によく出てくるPER、PBR、ROEなどの説明なども含めて説明されています。もちろん、金融商品の取引で得られた利益に関する税金の考え方も書かれています。

 四つ目の「タックスプランニング」は、国税と地方税、いわゆる所得税と住民税などについて例をもとに色々と説明が書かれています。

 五つ目の「不動産」は、土地建物の取引に関しての基本的な知識や法律などについて書かれています。全部を理解する必要はありませんが、マイホーム購入、もしくは投資用の住宅を購入する場合には知っておいて損がない内容が書かれています。

 六つ目の「相続・事業承継」は、相続に関する基本的な考え方、もし相続を受けたくない場合はいつまでに申請しないとならないのか、成年後見制度ってどのような制度、相続した時の税金の考え方は?など、相続にまつわる内容が書かれています。

 タイトルに書いたのですが、これからFIRE、もしくはセミリタイア、アーリーリタイアを目指す人には、事前に是非ともこのFP3級の内容は勉強しておいてほしいと考えています。
 ライフプランニングをすることにより本当にFIREしていいのかの確認、退職金をもらった時の税金ってどうすればいいのかなど、社会生活を円滑に進める上で必要なお金の全般的な知識が学べるのではないかと思っているからです。

 というより、おそらく社会人全般として、FP3級程度の知識を持っておかないと、今後お金にまつわる課題があったときに、どう対応すればいいのかなど基本的なこともわからず、右往左往するような気がします。是非とも、FP3級程度は知識として勉強しておきましょう。

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