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今年もいろいろありました

 私の現在の状況は、一番最初に書いた記事とほぼ変わっていません。

 この記事から2年経過していますので、今年で52歳となっています。セミリタイアして、今年で3年目を迎えました。

 今年ものんびりと過ごそうとしていましたが、そうのんびり出来ない出来事が起きました。81歳になったばかりの母のことです。夏頃から様子がおかしく、と言うよりおそらく、以前から兆候はあったのでしょうけど、単に私が見落としていただけだと思います。
 認知症の1歩手前のところまで来ていました。MCIと呼ばれる軽度認知障害ぐらいかと軽く考えていましたが、どうやらそれは通り過ぎていて、本格的な認知症と呼ばれる状態の入り口に差し掛かっていると言う状態でした。

 今後のことを考えて色々と対策を講じるため、司法書士に相談して、年内で対策できるところは対策しました。ただ、まだケアマネージャーさんと決めたデイサービスのお試しなども実施できておらず、手放しで問題なし、といえる状態ではありません。今後も注意しながら継続して介護を続けたいと思います。

 今回の母のことで考えさせられたのは、認知症のことです。認知症のことを理解していないまま、今年を迎えてしまいました。認知症になったからと言って、感情も何もかも忘れた訳ではありません。最初、イラッとしてしまい、感情的になってしまったことは今でも反省すべき事です。また、数年前から「認知症にならないで!」と思って、無理にさせていた脳トレが全く意味がないと言うことも色々と調べていくうちに分かってきました。脳を動かしているからと言って認知症にならないわけではないのですよね、残念ながら。

 人は年老いていくと遅かれ早かれ必ず認知症にはなってしまいます。どうしても脳が萎縮することは避けられないため、それによって引き起こされる認知症というのは誰でもなってしまうのです。ただ、その進行が早いか遅いか、酷いか酷くないかは人それぞれなので、認知症の症状が軽いまま亡くなるケースもあり、認知症にならないという誤解も生まれてしまいます。ただ、比較的身体を健康に保ち動かしている人は症状が重くならないと聞きますので、適度に身体を動かすようにしようと考えています。

 まだ、母は受け答えもハッキリしており、一応、身体も十分に動き、毎朝のように散歩に出かけるという事をしているため、介護と言っても比較的、楽な方です。それでも、色々な手続に時間も取られました。おそらく会社勤めをしながらなんてとてもではないですが難しく、介護のために離職するというのは現実あり得るだろうと言う話でした。

 来年は、ほんの少しですが余裕が出てくるので、介護する方もされる方も、お互い笑いながら過ごせたらいいなと考えています。

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