福島県 道の駅安達「二本松市和紙伝承館」に行ってきました
上川崎和紙(かみかわさきわし)
福島県にも手すき和紙の産地があると知り、2023年8月帰省の帰りに、福島県の県北地域にある二本松市道の駅安達内の「二本松市和紙伝承館」に立ち寄りました。
市のホームページによると、上川崎和紙の歴史は、今からおよそ1000年前の平安時代中期に始められたと伝えられています。「みちのく紙」とよばれ紫式部や清少納言たちに愛された「まゆみがみ」はここで漉(す)かれたと言われています。
平安時代に福島の地から都のある京都迄、和紙が届けられていたのかと思うと感慨深いです。
上川崎和紙は平成5年に県指定の重要無形文化財になり、和紙伝承館をオープンし和紙の保存に取り組んでいるそうです。
液をまんべんなくかけ、余分な水分は下から掃除機のような吸い取り機でどんどん吸われていきました。
伝承館の中では、和紙職人さんが、原料のコウゾの皮を剥いでいる作業を見かけました。
何かが、出来上がっていく過程はとても興味深いです。いつか時間がとれたら、いろんな工程も体験してみたいです。
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