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沙々杯みんなの俳句大会、投句前に読んでいただきたい俳句のこと
12月25日から、いよいよ「沙々杯みんなの俳句大会」の投句が始まりますね。年末年始ということもあって、俳句を作ってみよう、参加してみようと思われている方も多いのではないでしょうか。
今回は投句いただく前に、確認していただきたい俳句のことを、1つだけお伝えさせていただきます。
それは俳句の中に、
嘘がないか
ということです。
嘘がないかとはどういうことか。もちろんを俳句で描き出す光景が、リアルで経験したものでなければならないということではありません。フィクション、脚色、想像句、大歓迎です。問題は、
「俳句の中で描きたい、伝えたいことが本当に自分が伝えたいことであるのかどうか」
と言うことです。
俳句はたった17音で完結する文学です。故に数ある文学の中で、最も軽い気持ちで親しむことができるものの一つであると言えるでしょう。それが俳句の最大の長所であり、最大の欠点であると小生は思っています。
そもそも文学の本質は、「伝える」ことです。その時代で、その土地で、その社会制度の中で生き抜いた人間の記録であり、思考の結晶であります。言い換えれば、文学作品は作者の人生の複製であるともいえるかもしれません。
ですから、小生は俳句が文学である以上、
真に本物で、偽りのないあなたであることを切望します。
叫び、慟哭である必要はありません。静かに自分の心の内と向かい合って、自分の内なる喜怒哀楽を探ってみてください。そしてその想いを、17音に仮託してみてください。
そんな皆さんの俳句に出会えること、楽しみにしています。
おまけ
・俳句の作り方の参考にしてください
・白杯の時の選句の参考記事です。基本的にはこの内容を踏襲します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!楽しんでいただけたら幸いです。また、小生の記事は全て投げ銭形式になっています。お気に入り記事がありましたら、是非よろしくお願いします。サポートやスキも、とても励みになります。応援よろしくお願いいたします!