Leica Summitar 2/50を購入した話
Leica M(typ240)を購入してから約3ヶ月が経ちました。
このカメラに使用していたレンズは最初に手に入れた「ZEISS Planar T* 2/50 ZM」と3000円で購入した「Canon 3.5/135」のみでしたが、この度「Leica Summitar 2/50」を購入しました。
今回新しいレンズを購入するにあたって「安くて面白い写りのレンズが欲しい」と考えていました。なのでお店に入るまでは「Elmar 3.5/50」を購入するつもりだったのですが、エルマーの隣に並ぶズミターを発見。気になったので試写させてもらうと僕の好みど真ん中!速攻で購入です。ところでSummitarって「ズミター」なのか「ズミタール」なのか、どっちなんでしょうね。値札には「ズミター」としか書いてありませんでしたが。
Leica Summitarとは
実のところ店頭で初めて知ったレンズだったので購入後色々調べました。
製造開始の年は1939年。Summicronが発売されるまでの間に標準レンズとして名をあげたレンズだそうで、ライカレンズの中でも初めてコーティングが施されたモデルらしいです。コーティングが始まったのは戦後からで、僕のズミターは1950年あたりで生産されたようなのでコーティングされたレンズになりますね。
赤ちゃんみてえな手だな。
僕は沈胴させてしまっていますが、自己責任でお願いします。沈胴させた時に銅筒がガタつくと、中の艶消し部分を傷つけてしまう可能性があるらしいです。
店員さん曰く、前身にあたるSummarのフワッとした写りと後身のSummicronのシャキッとした写り(?)の良いとこどりのような写りだそうで。早速試写してきました。
えぇー、めっちゃええやん。
確かにピントの合っている面はしっかりと線を残し、合わない部分は何とも言えないフワッとしたボケ方をしてますね。
でも僕が推したいのはどちらかと言えばカラーでして。
いやもう良すぎー!凄い綺麗な色を出してくれるんですよ。
夜みたいにコントラストがよく出ている場面では特に合う気がします。
遊べるレンズを買ったつもりが、バリバリの本気レンズを買ってしまったというお話でした。皆さんも試してみてはいかがでしょうか?
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