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深夜のジョー

今回行った一人旅、出発は夜行バスを利用しました。
おそらく人生2回目の夜行バス、13時間ほどのドライブになるので
(1回目は学生の時に、青森→東京で利用、なぞの足痒い病になり
東京に着いた時には足の裏の皮が全て剥けていたという恐ろしい思い出。
多分ね、水虫。)
時間を潰せるものを用意。


それが「あしたのジョー」全20巻。


「立て…!立つんだジョーッ」って、夜行バスでは立たない、座って静かに寝ましょう。って感じですが、一度読破したものを改めて読んでいました。

もう、何だろう。簡潔に申し上げてすごい良いです。
実は私、高校生時代にボクシングやってまして
女子高生なのにすごくそういう熱い男みたいなの好きだったんですね。
もちろん、ボクシングとかそういうの興味ないって人も、物語自体が楽しめる漫画です。
もう1巻から20巻までトイレ休憩も行かずに(行けよ)読みまくる。
ジョーみたいな男、絶対一緒になれないけど、好きだわって。
皆さんの知っているとおり、最後真っ白ジョーで終わるんですが、
私も12時間乗車で、お尻も目もカチカチ、電子書籍だったので、
スマホを握る腕は痺れ、明かりが漏れないようブランケットを被っていた姿は、まさに一人もセコンドもつけず、タオルの代わりにブランケットを頭に投げたボクサーの様でした。
最後のトイレ休憩では、さすがにリング(バス)から降りましたよ。
トイレ的にノックアウトだったので。

あ、ちなみにボクシングジムに入会する時に
「なんでボクシングやろうって思ったの?」って聞かれて


「はじめの一歩が大好きで。」って答えました。

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