絵本みたいな場所を旅して~淡路島 こぞら荘~
ひっそり始めてみたミニコラム「絵本みたいな場所を旅して」。
旅するフォトグラファーであるYuri(@camel8326)の心の琴線に引っかかった、『かわいい風景・素敵なカフェ・心惹かれるお宿』などをゆるく紹介します。
偏愛が詰まった気まぐれコラムを開始した理由は、こちらから。
第1回目に紹介するのは、淡路島にある複合施設「こぞら荘」。
「絵本みたいな場所」と聞いて、最初に頭に思い浮かべた、大好きな場所です。
優しい海とのどかな自然であふれている、淡路島。
少し険しい山道を車で登っていくと、まるでおとぎ話の中に出てくるような、かわいいおうちがポツリと迎えてくれます。
この場所が「こぞら荘」。世界観が統一されたカフェ・雑貨店・宿などが一堂に会し、訪れる人にときめきを与えてくれます。
優しい味わいの焼き菓子を販売している「こぞらのおやつ」。
ディスプレイに並ぶ様々な種類のマフィンを見ていると、思わず顔がほころびます。
購入したお菓子は、外のベンチでいただくことも可能。
山の上からの眺望は素晴らしく、淡路島の穏やかな景色が見渡しながら焼き菓子を頬張る時間は、至福のひと時。
ドリンクも売っているので、ちょっとしたおやつタイムにおすすめです。
「こぞらのおやつ」の向かいにあるのは、「山の上の雑貨店」。
落ち着いた雰囲気の食器やアンティーク雑貨など、「丁寧な暮らし」そのものを体現したような、理想の持ち物がずらり。
胸をときめかせながら眺めていると「写真撮っても大丈夫ですよ」と店主さんに優しく声をかけていただきました。
店主さんも写真が好きな方で、「写真好きな人に楽しんでもらいたい」とのこと(嬉しい・・・)。
シャッターを切りながらも、「どの子を連れて帰ろう…」とわくわく感でいっぱいに。
宝探しをしているような感覚を楽しめる、素敵なお店です。
中央に位置する小さなおうちは、イベントなどで使われている様子。
中には何もありませんでしたが、こぞら荘の唯一無二のアイコンとして、私たちを優しく迎えてくれます。
きれいに晴れた日の景色も良いですが、幻想的な空との相性もたまりません…!
その隣にあるのは、1日3組限定の「森の宿」。
緑が見える窓に、かわいい家具、美味しそうな朝ごはん…とホームページにある写真を見るだけで、その魅力が伝わってくるお宿。
いつか泊まってみたい、憧れの場所です。
これだけでも大満足できるこぞら荘ですが、忘れてはならない場所が、「森のオト」。
こぞら荘より2分ほど車で下った場所にあるカフェです。
桜の木に囲まれたお店の前に立つと、まるで物語の中の別荘に来たみたい。
手書き文字の看板も、私たちの胸を高鳴らせます。
店内はアンティークのインテリア・小道具が並び、優しい光が入る温かい空間。
限定15食の「森のオトプレート」は、淡路島産の野菜とお肉がたっぷり入っていて、大満足のボリュームです。
並んでいる自家製のケーキも美味しそう。
コロナの影響から、今は予約制のようなので、インスタグラムを確認してから行くことをおすすめします。
淡いピンクに染まる桜シーズンから、一面の緑に覆われる夏。少しずつ色づく秋に、柔らかい光が美しい冬。
四季ごとに異なる魅力を見せてくれるこの場所に惹かれて、淡路島に来るたびに、何度も足を運んでしまいます。
どのお店も覗いても、優しいかわいさにあふれていて、そこにいるだけで幸せな気持ちになる「こぞら荘」。
温かい世界観に浸れる、まさに「絵本の中の世界」を楽しめる場所です。
マガジンはこちら↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?